連日の猛暑日が続く中、いつもの笊ヶ岳。早川町雨畑地区、老平集落からまずは布引山を目指します。
林道歩きの後の最終民家。庭のカラスザンショウもずいぶん大きくなりました。
老平から本格的な登りになる広河原まで基本トラバースの登山道。小さな尾根と大小のサイズの沢を横切ります。整備された登山道もダメージを受けます。最終民家の上の小沢、2年前に橋が壊されて2年ぶりに歩きやすく再整備されていました。
水力発電の取水口の先の崩落地、かなり歩きやすく整備されています。
その先のダメージを受けた橋は、ぎりぎり通過可能です。
広河原から急登をこなして山の神。
急登の途中でふと目に入ったキソチドリ。
ちょっと斜めに撮ってしまった布引ガレ。こんなに急な傾斜ではありません。
布引山を過ぎて、最低コル手前で笊ヶ岳(大笊)と小笊が見えます。
初めてトライした幕営地。登山口の老平から笊ヶ岳の山頂までの間で、テントを張るのに一番快適なのは布引山山頂です。グラウンドがフラットなので快適にテントを張れます。それ以外に標高約2000mの檜横手とか、山頂横のスペースとかありますが、以前から山頂まで15分ぐらいの南のフラットなところに泊まれるんじゃないかと思っていました。あんまり暑いのでタープで泊まりました。この標高約2600mの夕方の気温が24℃でした。
翌日の山頂。笊ヶ岳です。
小笊に行ったのですが、人の手が入っていて刈り払われとても歩き易くなっていました。まるで普通の登山道の様でした。というのは僕の感覚なので、笊ヶ岳の山頂から小笊を目指す人は地図を読めなくてはだめですよ。
小笊山頂。
今回は山頂周辺の水場も調べました。大笊と小笊のコルから南、奥沢谷、北ダル沢源流をまず下りました。コルの標高が約2570m、コルから歩を進めてまず見えた布引山。
どんどん南下して沢の中に流れの始まりが登場したのが約2150mくらい。400m以上くだって得られる水。
その下は滝場の始まり。10m以上の高さの滝が3つくらい見えました。
沢地形を登り返している途中からの富士山。
布引山と笊ヶ岳のコル。コルに登り返して主稜線に復帰です。
もう一度笊ヶ岳山頂に戻り、小笊とのコルにまたまた戻り今度は北側の沢へ。保川の源流を下ってみました。
標高約2450mで湧水がありました。コルの標高が約2570m、滝もありますがさして足元が悪いわけでもありません。注意しながら慎重に下れば問題はないでしょう。下り20分登り30分で水がゲット出来るということがわかりました。
とにかく虫が凄まじい日で、ブヨに刺されまくり・・・それでも昆虫、植物、子孫を残すために凄まじい動きです。何てこと考えていたら、低木に蜂やアブが群がっていました。
ハナヒリノキ ツツジ科イワナンテン属の落葉低木で有毒植物。嚏の木 由来はその粉が鼻にはいると激しいくしゃみを起こさせるからで、嚏(はなひり)はくしゃみの意味。ウィキ
やることやって弾丸下山したら、やっぱ年甲斐もないことはやるべきじゃなかった…しばらく具合が悪くなりました。渡渉点の広河原の写真です。
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