南アルプス林道、観音トンネルを出ると広がる展望。御野立所(天皇陛下が来られた場所)から右に北岳、左に間ノ岳。
内情を行ってしまうと、仙丈ケ岳に普通に行くのには北沢峠を朝一番に出発して、最終バスの午後4時までに北沢峠に下山してバスに乗る、ということになります。極端に言えば1日目に北沢峠に入っていれば翌日あさイチに間に合います。1日目に北沢峠入り、2日目に仙丈ケ岳。いやいや待ってください、ツアーに参加される方はそれなりの金額をご負担いただくわけです。だったらこちらも気合を入れて北沢峠周辺の魅力をお伝えしなければならない!ということで集合時間も無理がないような時間、午前9時で集まっていただきました。そんな時間だったらお昼には北沢峠に着いてしまいます。そこは工夫をしました。まずは関東周辺の参加者がめったに食することがないであろう、広河原山荘のお昼からスタートでした。
人気の夏野菜カレー。1日目のお昼は全員で広河原山荘のカレーでした。
バスにて北沢峠にやってきました。
北沢峠から下ったところに立つ長衛小屋。
竹澤長衛レリーフ。北沢峠の歴史や、竹澤長衛さんの話をしました。
1日目は仙水峠。ミネラルウォーターのCMの撮影が行われた場所です。その時は僕も参加したのでいくつかのエピソードを話しました。
甲斐駒山頂と摩利支天が大迫力の仙水峠です。
北沢峠のこもれび山荘に戻りました。
初めて泊まる山小屋はどんなだろうと期待です。
こもれび山荘の夕食。
1階と2階に泊まりますが食堂というのはなく、一階のスペースの長テーブルでの食事。
1階の宿泊スペースは個別のカーテンレールがついていてすごいと思いました。とても広くて快適でした。
翌朝の朝食。
いよいよ仙丈ケ岳に出発です。
この分岐の先で展望が広がります。じっくり登る樹林帯も終わりに近い。
森林限界を過ぎると空がぐっと近くなります。登りがつらくても励ましてくれる青空。
振り返ると甲斐駒ヶ岳、鋸岳、その奥に八ヶ岳の展望!
小仙丈のピーク。結構広い山頂部です。
北沢峠から登ってきて、小仙丈に立ってはじめて登場する仙丈ケ岳。小仙丈カールが特徴的です。
東に目をやると、標高1位の富士山、2位の北岳、3位の間ノ岳が並んでいる!
晴れていたにもかかわらず登場してくれたライチョウ。母親と子供4羽って感じでしたが、ずいぶん遅い子育てだと思いました。大丈夫かな?
ライチョウにピントを合わせている登山者。
仙丈ケ岳山頂。
薄っすらだけど日暈(ひがさ)
山頂直下の仙丈小屋。
仙丈カール
カールの底から染み出す水場、こんなのは粋な計らいで感謝です。
馬の背の鹿よけのネット。
馬の背ヒュッテ。
藪沢やぶさわの流れ。
シラビソの森
久しぶりの北沢峠にはバスの待合所ともいえる小屋が、長野山梨それぞれに建っていました。
バスの発車時刻を気にしていましたが、24人乗りかな?マイクロバスガ一ぱいの乗車になると随時北沢峠から出発していた市営バスでした。
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