日本山岳ガイド協会はコロナ禍対応で、特別委員会「コロナ対策プロジェクトチーム」を立ち上げています。業務再開ガイドラインを発信していてそのvol.5の「新型コロナウィルス感染症対策のための業務再開ガイドライン」に即して、僕も登山再開に向けていろいろ準備しています。僕の住む韮崎、北杜エリアには静岡山岳自然ガイド協会の仲間が何人かいるので、ウィズ・コロナ登山の情報交換の自主研修で集まりました。
左から収納バッグ・除菌スプレー・アルコール消毒液・体温計・非接触型体温計・パルスオキシメーター・ゴム手袋。
非接触型体温計とパルスオキシメーター。非接触型体温計はコロナで買いました。パルスオキシメーターは「皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するための装置。赤い光の出る装置(プローブ)を指にはさむことで測定。(日本呼吸器学会hp)」。コロナで知ることになった装置という人も多いと思います。僕は主に富士山で使ってきました。普通の人で血中酸素飽和度は90%台後半ですが、健康な人でも富士山の山頂では90%台を切ったりします。コロナで隠れた肺炎の自覚症状がない人も、90%前後という数字になるそうです。
除菌、消毒もアルコールだとアレルギーの人はつらいので、アルコール由来ではないものもあるそうです。


今までだったら4人用のテントにみんなで泊まるなんてこともありましたが、コロナでそうもいかなくなりました。営業する山小屋も人数を絞っての予約制ですし、寝具のことを考えれば、初めから基本装備として寝袋、マットを準備することをお勧めします。やぶ山三ちゃんの山行としては、登山道も山小屋もない山というのも多いので1人用のテントを購入しました。シングルのテントなので、雨や結露対策のタープを広げてみました。
このテント1人分が540gなので、3セットでも普通のテントと変わらない重さです。テント泊に不安がある方もお任せください。
登山口には自粛の看板ではなく、注意喚起のものになっていました。
ヤマブキソウ、1輪だけ咲いていました。
ヤマツツジと眩しいばかりの新緑。
クリンソウが咲きみだれる大笹池。椹池を起点に南甘利山を経て大笹池へ。帰りは甘利山と奥甘利山のコルに登って椹池に戻るコースは、甘利山を堪能するベストなルートだと思います。ただ、2か所地形図の登歩道が違っているのは要注意です。
甘利山と奥甘利山のコルに向かう笹原。
咲きはじめたレンゲツツジ。
工事のため8月にならないと通れない甘利山公園線。登山道は車道をショートカットするようについています。アスファルトの車道を歩かなくても椹池まで下れます。
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