2020年6月22日月曜日

浅間山 剣ヶ峰

剣ヶ峰といえば富士山をはじめその山の最高地点というイメージです。前から気になっていたピークが浅間山の剣ヶ峰でした。写真は佐久平から見た浅間山で、↓のピークが剣ヶ峰です。右が浅間山で左が黒斑山です。浅間山より標高は低いのですが、古い火口のひとつだったのかな?


赤い線を時計回りに歩きました。火山館から東は登山道という扱いではありません。剣ヶ峰からは南西の尾根を下りました。上の写真と地形図が一致しているのでイメージしやすいと思います。


浅間山(前掛山 噴火警戒レベル1の現在、浅間山の本当の山頂は規制がかかっていて行けません)登山口の天狗温泉。県境またぎの移動自粛が解除された週末、たくさんの車が停まり、駐車場代(500円)集金係の人が忙しそうでした。


浅間神社(あさまじんじゃ)への参道でもあるのでしょう、丁目石が登場します。


いくつか見かけた炭焼き窯。山仕事の道でもあった登山道です。


一ノ鳥居


登山道脇から見える不動滝。川の名前は蛇堀川、小諸市で千曲川に合流します。


はじめて見ました「ベニバナヤマシャクヤク」


二ノ鳥居


牙山(ぎっぱやま)2111m標高点。このピークの存在が独特の景色を作っていると思いました。


不動滝の上流の源流で沢をまたぎます。その沢の様子は山が生きていると感じさせてくれます。火山なので硫黄の臭気もですが、有毒な火山性ガスには要注意なのでさっさと通過したい源流です。


黒斑山方面のトーミの頭の稜線。


火山館には水もあります。三ノ鳥居と奥には浅間神社。


あるんだな~、あるところにはって言うのは行者ニンニクです。花が咲く直前の行者ニンニクがたくさんありました。


天狗の露地といわれるフラットでゆるい地形。


なんかきれいだと思ったシャクナゲの新芽。


天狗の露地のシラビソの幼木の森。写真でもはっきりトレースがわかります。そしてマーキングもあるのですが、マーキングを追うような登山者は入らない方がいいです。しっかり地形図を読める登山者だけのルートです。トレースが縦横無尽にあったのはキノコ道かもです。キノコ道というのはキノコ採りの人たちが付けたトレースなんで、獣道より当てになりません。目的が違うからです。


浅間山と剣ヶ峰の最低コルを確認して、剣ヶ峰への尾根に取り付いたら登場した絶望的な倒木帯。


剣ヶ峰から浅間山に延びる北東の尾根に上手く乗っかることが出来ました。やっぱりあったトレースです。


結構な傾斜の草付きを登ります。


湯の平と呼ばれるカルデラの底。外輪山が取り囲む独特の地形。


剣ヶ峰山頂。山頂標識があったのは意外でしたが、が、が、ここからの浅間山を楽しみにして登って来たのに願いは叶いませんでした・・・ガスが南からどんどん流れてきて、浅間山の山容を最も近い場所で見ることが出来る剣ヶ峰が・・・残念!


剣ヶ峰から牙山(ぎっぱやま)2111m標高点へは尾根続きですが、それは周辺で最難関の尾根歩きになるでしょう。剣ヶ峰山頂で確認したら牙山(ぎっぱやま)への尾根にあったトラロープです。


剣ヶ峰山頂は北峰と南峰。標高点2281mは北峰です。南峰に向かう途中で出会ったすごい樹形のカラマツ。


剣ヶ峰南西尾根は素晴らしい尾根でした。


牙山(ぎっぱやま)の尾根と奥に外輪山の黒斑山方面。


整備されていた痕跡。シンプルな尾根にあったマーキング。このことの経緯はわかりません。


この時期ならではのレンゲツツジと佐久平。


整備されてはいたのでしょうが、やはり地形図を読めて自分で判断できる登山者がトレース出来る尾根です。


天狗山荘の登山道に出ました。登山道を歩いていても見えるテープ2本です。ここから尾根に取り付くし、下りはここに出るわけですが、最後は尾根が広がるので尾根の本流が分かればどこから取付いても良いと思います。地図読みが出来ないと入っちゃだめですよ!



0 件のコメント:

コメントを投稿