南アルプス北部の代表的な登山口、山梨側は芦安広河原で長野側は戸台です。2021年5月8日時点の戸台の様子を書いておきます。写真は仙流荘横の戸台バス停です。
仙流荘、戸台バス停あたりの黒川は河原が広がっていて、以前親水公園として整備された河原は大雨で流されてしまい整備し直しています。それとともに上流から流された土砂で河床が上がってしまっているので、堆積した土砂を運び出す工事も行われていました。黒川は小黒川と戸台川に分かれます。一番奥が鋸岳
厳重になったゲート。鷹岩と戸台大橋のちょうど真ん中の道路が、おととしの台風で流されたままです。仙丈岳尾勝谷から大量の土砂が流れ道路を破壊したわけです。
これは去年の写真。さほど厳重ではなかったゲート。去年の春からコロナに翻弄されています。毛勝谷対岸の道路の修繕は終わらないまま河原の迂回路で北沢峠までのバスの運行は予定されていた春でした。が、南アルプス市営の山小屋や、伊那側の小屋もコロナってことで営業を諦めた去年は結局戸台のバスも運行をやめてしまいました。
ちょうど12:10のバス出発前30分くらいだったので無駄なくバスで戸台大橋に移動。どんな形であれ歩いちゃいけないってことなんで仕方ありません。
河原の迂回路へ下るバス。
毛勝谷の土砂に壊された道路の様子。これからの天気にもよりますが、7月に修復されて8月からは通れるようになるという情報です。
戸台大橋の下の迂回路を走ります。
小黒谷に入る僕を手前で降車させてくれたのには感謝です。
森林軌道が通っていた谷。森林軌道のレールを再利用したいわばガードレール。
車が入れるってことでどんどん修復されてると思った現場。
同じ場所の去年の様子。
小黒川の大久保集落の手前も修復されていました。毛勝谷のパターンと同じで、ここは右の大久保沢からの土砂で林道が流されました。
本当にびっくりなのが、車、重機が入れれば道路の修復なんて簡単なことなんでしょう。
と思ったのは去年のこの写真。ここに来るまで何か所も崩れていて、それぞれ修復するとしたらこの現場は2~3年後かなって素人の感覚でしたが、もう直ってて驚きました。
落石状況、これは普通です。
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