2023年3月7日火曜日

西吾妻山

蔵王山の帰り、せっかく遠くまで来たのでということで西吾妻山に寄りました。写真は上山市から見た蔵王山。右から屏風岳、刈田岳(スキー場の上のプチっ)、熊野岳、一番左が地蔵岳です。真っ白な山の名前です。写真手前の果樹は山形なのでラ・フランスです。左のハウスはサクランボでしょう、なんといっても山形ですから。

米沢で泊まった翌朝に白布温泉通過。白布はしらぶです。有名な西屋旅館の入り口もすごい積雪量でした。雪のない所に住んでいる僕の感想ですけどね。

天元台スキー場に登るロープウエイの湯元駅。東北自動車道を北上し、福島に入ってしばらくで安達太良山、東吾妻、蔵王という展望になります。ややこしいのは吾妻山でしょう。フラットな地形が広大な範囲に広がります。吾妻山エリアの東と西では凄い距離があります。そして一番標高が高いのが西吾妻山なんです。そんで百名山が西吾妻山ということなんでしょうか。広いエリアそれぞれに魅力はありますけど。

ロープウエイで天元台に登った後はリフト3本乗り継ぎ山頂方面に。こんなに広いバーンにスキーヤ-がいません、蔵王のスキー場の10分の1ぐらいの人間だと思いました。スキーはやらないけど勿体ないって思いました。

リフトに乗りながら流れてきたアナウンスは、強風でロープウエイの運行は停止されましたという内容... えー、帰れなくなったらどうしよう!とはっきり思いました。目の前に見えている吾妻山、西吾妻山の山頂は即却下でした。というのも翌日は鎌倉に行かなきゃならない山行があったからです。下った後500kmくらいのドライブが待っていたんです。

ロープウエイの駅まで3本のリフトの乗り継ぎでした。上った逆なんで。それでも遠くに鳥海山が見えたり展望を堪能したリフトの下りでした。米沢盆地が平です。

白布温泉しらぶおんせん方面に下るロープウエイの山頂駅の平は天元台と呼ばれています。数件のペンションがある平です。

ロープウエイの山頂駅で知らされた運行情報。アナウンスされていたので驚くことはなかったけどやっぱりショックでした。山頂駅のストーブ横でお腹を満たしました。行動食です。

山頂駅で暖を取りながら展示を見たら天元台のルーツがわかりました。ロープウエイの山頂駅の平は昭和の初めに硫黄鉱山とした開発されたフラットな地形、平は人工的に作られたものというものでした。

「天元台は昭和38年7月に地元の誘致企業して設立されました。当時の米沢市長吉池慶太郎氏は愛棋家であられ、標高千三百五十米のこの地に相応しい名称として、囲碁の用語から「天元台」と命名 されました。碁盤の中心を天元と称しますように、当地の名称は囲碁から由来したもので あります。「天」は大変、宇宙のことであり「元」は中心、始まりを意味し、「天」とは宇宙の中心、または森羅万象の源を表します。ここか米沢市の発展が始まるようにとの願いを込めて名付けられました。宇宙の中心を感じさせるような雄大な展望 美しい天元台の四季をお楽しみいただけば幸甚です。」

止まったロープウェイのことを考えても仕方ないので歩いて下ったら40分で駐車場でした。

スノーモービルが天元台の交通手段なんでしょう。

下山後山形で多く見られた雪囲い。独特の板が雪国を実感させてくれました。

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