このボリュームで720円(税込価格)。マグロのすき身(中落ちじゃなかった)も本物だったし、煮物はマグロの卵!
この時期の三浦半島は元気がもらえるので大好きです。三浦大根が干されていました。
Google mapにも登場する剱崎の民間駐車場。猫10数匹と暮らす不思議なおじさんの駐車場代は700円。畑の中を縫うような車道には駐車スペースは殆どありません。農作業の邪魔にならないようにと停めました。
大根畑の向こうに剱崎灯台。アンテナと被ってしまった...
海岸線に降り立ちました。風の強い日で終始15m/s以上あったと思います。ここから約10km、三崎港を目指す三浦・岩礁の道です。
剱崎は三浦半島の最東端に位置しています。南東に位置する房総半島館山の洲崎を結ぶラインが太平洋と東京湾の境界です。
関東ふれあいの道という名でずいぶん前に整備されたのが三浦・岩礁の道です。三浦半島の先端部の海沿いに歩きます。絶景ポイントが多く、岩場あり、丘陵地帯ありと変化に富んだ海沿いのロングハイクです。
内陸を歩くこともあります。三浦野菜の畑の中にあった馬頭観音。
三浦の春キャベツの畑。
ときどきバランスを崩してしまうような強風でした。砂よりも粉々の貝殻の方が多かった海岸線。
こんなセクションもあってなかなかのアドベンチャーです。
鬼の洗濯板という表現がピッタリと思うのですが。
海のない山梨に住んでいる僕が、気象情報の波浪警報の意味が実感できるってなかなかめずらしいと思いました。波に近いところでは海水を浴びました。満潮のタイミングということでもあったらしいです。
盗人狩という名前の断崖絶壁。昔、盗賊が追われてこの海岸端まで来て下を見ると、恐ろしい断崖(高さ30m)と怒濤のさか巻きに、ぞくぞくと身震いをして足がすくんで動けなくなりたやすく捕まったという故事からの名前。
海蝕洞窟という穴が奥に見えます。長い時間をかけて波に削られ形づくられた自然の洞窟。海蝕洞窟遺跡からは主に弥生時代から古墳時代の遺物~特に釣針やアワビ貝殻製の道具、サメの歯の加工品といった海に関わる資料が多く出土するそうです。
海底が隆起したミルフィーユ状の地層。
登山ではありませんがハイキングでもありません、海岸線の岩場歩きとでも言いましょうか。案内も乏しいところもあるので、ガイドさんと一緒じゃなければ歩けなかったというご感想もさもありなんという内容のルートです。
宮川湾のヨットハーバー。ここで海岸線から離れます。30分くらいで三崎港です。
剱崎~江奈湾~毘沙門湾~宮川湾~三崎港と歩いて車の回収。三浦野菜の畑で出会った大根満載の軽トラ。
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