2015年10月4日日曜日

黒姫山

北信五岳2日目。
戸隠キャンプ場の朝です。この芝生に車で入ることが出来て車の隣にテントを張れる!実にお手軽です。朝日が当たっている稜線の真ん中、一番低いところが一不動といって避難小屋があるコルです。右に行けば高妻山、左に行けば戸隠山。朝露がすごかったけど、気持ちの良い朝でした。


車で5分くらい移動して黒姫山の登山口です。びっくりするくらい近いです。


歩き始めてすぐに登場する「種池」、登山道からちょっと外れますが是非おさえておきたいところです。カラマツの樹の向こうから朝日が昇るところでした。神々しく朝日がスパークするところに出会いました。


朝靄が立ち込める「古池」。西側の登山道を進みました。


太陽がまぶしかったです。古池です。 


樹林帯の中を、トラバースしたり、小川をまたいだり、急登を喘いだりして新道分岐到着。立派なブナの木が立っています。戸隠竹細工は、この山に生えているネマガリタケを加工して作る民芸品です。


イチイの実がたくさんありました。


黒姫山の山頂は外輪山の最高地点。新道はその外輪山の尾根に乗るととんでもなく気持ちのいい稜線歩きとなります。その始まりがしらたま平。岩がしっかり火山っぽくなります。


展望も開けてまるでゴルフ場か、牧草地のように見えるのが戸隠キャンプ場。ゆうべのテントサイト。古池もしっかり見えています。高いところが好きなのはこんな景色を堪能できるからでしょうか。


気持ちのいい外輪山の稜線です。青空が素晴らしい日でした。


葉っぱが落ちてしまったダケカンバの樹も存在感バッチシです。


山頂手前の分岐。左に下ると火口原に降りることが出来ます。黒姫山のハイライトなので山頂を踏むの前に下りました。


なかなかクセのある登山道で、真ん中を過ぎるとこんな岩が登場します。苔むしていて滑るから要注意なんです。


火口原の七ツ池の笹原です。絵にかいたような景色です。ここは大好きな場所です!


湧水に触れたり、寝っ転がったり、この空間を堪能しました。


笹の間はコケモモの群落でした。


とても気持ちの良いところです。いろんな山に行きますが、こんな楽園のような場所にはそうそう出会えません。ちょーおすすめです!


楽園を楽しんだ後は、山頂への厳しい登り返しが待っていました。おとといまでの雨の名残りで泥沼化になっている場所もあった登山道。


ドウダンツツジの紅葉が素晴らしかった!


賑わっていた山頂。


雪国の山とブナの巨木はベストマッチです。見上げるだけで神々しい!


泥沼化した登山道も雪国らしいです。こんな整備は本当にありがたいと思います。


下山道で出合ったツタウルシの紅葉。これが自然なのか!と思えるくらいの美しさでした!


林道の終点。車の向こうは県道36号線。


帰りは信濃町の農家の直売所に寄りました。野菜は全くなくなっていて完売でしたが、お茶をごちそうになりました。あったかい北信の山への山行でした。天気が良くて最高でした!


飯縄山

北信五岳 ほくしんごがく 
長野県の北部地方の主に長野盆地から望める、妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山の5つの山の総称です。この五つの山のうち妙高山だけ新潟じゃん!という疑問は残りますが、北信五岳という言葉は地域でも定着した、だれにでも通じる言葉のようです。五岳がどの山か言えるかどうかは別としてです。
新幹線の佐久平駅、首都圏からいらっしゃる方は意外と便利で、佐久回りでの長野入り。浅間山がきれいな朝でした。


せっかく遠くまで車を走らせるのだから、北信五岳の2座を登ろうと出かけました。まずは、飯縄山。
長野市内から急坂を上って、戸隠の高原地帯へ。戸隠神社中社の脇を入り、雪のないスキー場の駐車場。トイレもあって便利な所がスタート。


林道を少し歩いて、飯縄山西登山道、別名は中社尾根。地元ではないので、ちょっとだけお客さん気分での登り始め。高速道路を使っていろんなところに行くわけですが、上信越道を通る時に見える、高い山に登る!って感覚でしょうか。


日本でも有数の豪雪地帯の入り口の山です。植生がけっこう違っていて、なんとはなしに豊かな感じがします。落果した栗の実がたくさんで、ポケットに入れながら登りました。今年はいろんな樹のみのりが豊かな感じです。


唐松の植林地のだらだら登りが終わると展望が開けました。西側の、高妻山、戸隠山、西岳が見事でした。


あのピークまで行けば、南登山道と合流します。なかなか登りごたえがあります。


前日まで、当日の朝まではすっごい雨でした。台風崩れの低気圧がもたらした雨。爆弾低気圧なんて表現をされていました。登山道も基本どろんこ。


信仰の山です。熊野の修験者も訪れています。


南登山道と合流。


南峰の飯縄神社の手前にはたくさんの石祠。


三角点のある北峰。


展望盤が設置されていて、詳しく見える山が書かれていました。そして北信五岳の説明。


ガスがどんどん登ってきた日。それでも青空はありがたいです。


下山は別コース。瑪瑙山めのうさんを目指しました。名前の由来はわかりません。メノウが採れたのかな?宝石のメノウです。それにしても、パッとは読めない感じですね・・・


すごく大規模なスキー場の中を通っての下山でした。


振り返ると、飯縄山の南峰と北峰が仲良く並んでいました。


オヤマリンドウ


オヤマリンドウのアップ。スキー場の管理作業で草刈がしてありましたが、残されたリンドウです。


農業用水か、生活用水として利用されている沢の流れの横を登山道は通っていました。


雲の下に2つの山が見えます。左が虫倉山で、右が一夜山。ススキ野原のスキー場です。


この日は、戸隠キャンプ場にテントを張りました。何とはなしに場違いな感じはしましたが、快適なキャンプ場。車の隣に張ったテント。こんな山行もあるんだな~。そんな感じでした。




2015年10月1日木曜日

西穂高岳

西穂高岳に簡単に行ってきました。簡単なのはアプローチですが、実際の登山ルートは簡単ではありません。
無料駐車場はどこも停められる場所がありませんでした。みんなが西穂ロープウェーに乗るわけではありませんから。槍ヶ岳、奥穂、笠ヶ岳、雲の平方面。ここスタートで登る山はいくらでもあります。


新穂高登山指導センターはピッカピカです。奥は笠ヶ岳の稜線。


ロープウェー山頂駅から、1時間もかからないで西穂山荘に到着。小屋の皆さんが、登山道整備用の木材に防腐剤を塗っていました。ご苦労様です。上高地からのルート整備に使われるそうです。


早朝の乗鞍岳、焼岳方面。雲海がいい味出しています。


笠ヶ岳方面。笠ヶ岳の下の影は穂高の稜線です。なんとなくさすがだなぁ~と感心したのは、見事にギザギザの影。奥穂から西穂に連なる岩稜です。


独標から見た影の実物。奥穂までのギザギザの連なり。


独標から先は安易な気持ちではいかない方がいいと思います。今回も危なそうな方々がたくさん・・・ヘルメットは被ったほうがいいですし、岩場ではストックは邪魔になるだけなので、ちゃんとしまってください!


黒部五郎岳、水晶岳、奥の立派なのが立山。


ちょっと薄いけど富士山はわかるでしょうか?富士山の右に尖っているのが甲斐駒、北沢峠でいったん下って、北岳、間ノ岳、農鳥岳。少し離れて塩見岳、悪沢岳、荒川中岳前岳、小赤石、赤石岳、聖岳。


西穂の山頂直下が一番悪いですね。ここを多くの方がザイルもなく上り下りする姿は、見ていてもとっても怖いです。


ピアノの鍵盤発見!


前穂高岳。大きな沢が岳沢です。前穂から明神岳の山の襞々と、紅葉のグラデーションが見事でした。


ただ、稜線の紅葉はイマイチでした。霜にでもやられたためでしょうか?これはナナカマドです。


これはミヤマハンノキかな。


ハイマツに守られたホツツジは見事な赤。


梓川、善六沢上部のダケカンバ林。ここのダケカンバは、四季を通じて美しいです。


ロープウェーまでの登山道から見た西穂。