北信五岳 ほくしんごがく
長野県の北部地方の主に長野盆地から望める、妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山の5つの山の総称です。この五つの山のうち妙高山だけ新潟じゃん!という疑問は残りますが、北信五岳という言葉は地域でも定着した、だれにでも通じる言葉のようです。五岳がどの山か言えるかどうかは別としてです。
新幹線の佐久平駅、首都圏からいらっしゃる方は意外と便利で、佐久回りでの長野入り。浅間山がきれいな朝でした。
せっかく遠くまで車を走らせるのだから、北信五岳の2座を登ろうと出かけました。まずは、飯縄山。
長野市内から急坂を上って、戸隠の高原地帯へ。戸隠神社中社の脇を入り、雪のないスキー場の駐車場。トイレもあって便利な所がスタート。
林道を少し歩いて、飯縄山西登山道、別名は中社尾根。地元ではないので、ちょっとだけお客さん気分での登り始め。高速道路を使っていろんなところに行くわけですが、上信越道を通る時に見える、高い山に登る!って感覚でしょうか。
日本でも有数の豪雪地帯の入り口の山です。植生がけっこう違っていて、なんとはなしに豊かな感じがします。落果した栗の実がたくさんで、ポケットに入れながら登りました。今年はいろんな樹のみのりが豊かな感じです。
唐松の植林地のだらだら登りが終わると展望が開けました。西側の、高妻山、戸隠山、西岳が見事でした。
あのピークまで行けば、南登山道と合流します。なかなか登りごたえがあります。
前日まで、当日の朝まではすっごい雨でした。台風崩れの低気圧がもたらした雨。爆弾低気圧なんて表現をされていました。登山道も基本どろんこ。
信仰の山です。熊野の修験者も訪れています。
南登山道と合流。
南峰の飯縄神社の手前にはたくさんの石祠。
三角点のある北峰。
展望盤が設置されていて、詳しく見える山が書かれていました。そして北信五岳の説明。
ガスがどんどん登ってきた日。それでも青空はありがたいです。
下山は別コース。瑪瑙山めのうさんを目指しました。名前の由来はわかりません。メノウが採れたのかな?宝石のメノウです。それにしても、パッとは読めない感じですね・・・
すごく大規模なスキー場の中を通っての下山でした。
振り返ると、飯縄山の南峰と北峰が仲良く並んでいました。
オヤマリンドウ
オヤマリンドウのアップ。スキー場の管理作業で草刈がしてありましたが、残されたリンドウです。
農業用水か、生活用水として利用されている沢の流れの横を登山道は通っていました。
雲の下に2つの山が見えます。左が虫倉山で、右が一夜山。ススキ野原のスキー場です。
この日は、戸隠キャンプ場にテントを張りました。何とはなしに場違いな感じはしましたが、快適なキャンプ場。車の隣に張ったテント。こんな山行もあるんだな~。そんな感じでした。
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