青薙山から小河内山までは山梨と静岡の県境の尾根の核心部と言えるところでした。
‘でした’というのはマーキングが激しくなったのです。特にピンクの最近多いやつです。極端に言えばそのピンクリボンを追って行けば歩けるくらい・・・読図を楽しみながら縦走したい輩にとっては楽しみ半減といったところです。
ただ、マーキングもセンスが出ます。ピンクテープをつけた人のセンスはイマイチで、ちょっとずれてる感じがしました。もちろん尾根を外してはいませんが、細かいコース取りがイマイチです。
とは言っても、エスケープも簡単には出来ない奥深いところです。どこでも泊れる装備と技術は必要です。
似たような写真になるのはお許しください。地味な山域です。
手前は青薙山から南に延びる長い尾根。遠くに大無間山、大根沢山、信濃俣、光岳
ここは青笹山と青枯山の間にある日影沢崩れ。東西の眺望が良いところ
こういった笹原はとても気持ちが良いです!
トレースというよりも鹿道を選びながら歩きます。
尾根の東側にありました。ここからなだらかに尾根が広がります。
変わった名前の山ですが、とってもなだらかです。
南西の1800mあたりに「鹿の子池」という水が湧き出る池があるそうですが行ったことはありません。今回100mくらい下ってはみたものの、先が長いので鹿の子池見学会はあきらめました。
奥に見えるのが小河内山の端っこ
Ⅲ峰から派生した尾根の向こうは小無間山
田代の集落、井川湖の端っこも見えています。
切り株は大小含めて人の痕跡として、とてもいい目印
小河内山まで来ると南が開けます。
山梨側が急で暗いイメージなのと比べて、静岡はなんて明るいんでしょう!笹山が見えます。
北がガレていて見晴らしが良いです。手前から青枯山、奥に布引山、最奥に鳳凰が見えます。
こちらは南側
至近距離で会ってしまいました。ちょっとびっくり!
山伏が近くなりました。
県境の尾根を歩いていると現れるプレート
早川町が設置したもののようです。 山伏県境⇔笊ヶ岳 とあって、笊まで目印として付けたのでしょう。ナンバーが付いていて、これは№1。時々書いてある数字は、山伏峠からの距離のようです。林道井川雨畑線が出来てから設置したものでしょう。
今はだれも通らない峠です。管轄が違うのでそれぞれでしょうが、静岡側、山梨側どうなっているのでしょうか?峠から見える範囲でも路肩が崩れている所が何箇所かありました。
山伏には、この静岡県の看板の裏から登ります。トレースが見えています。
山伏の登山道から雨畑川方面を写しました。
遠くからよくわかるほどの斜面を、コンクリートで固めた崩壊跡地の横を登ります。
下に山岳道路があるからこんな派手なことをするのでしょうか?
富士山の笠雲はこれからの天気を暗示しています。
ぎりぎり、ヘッドランプのお世話にならないで小屋到着
どうしてもここまで来たかったのは、雨の予報と水の確保。5分もかからない所に豊富な水が流れています。とりあえず雨には降られませんでした。明日も長丁場なのでゆっくり休めるのはありがたかったです。僕らの貸し切りでした。ちなみにここはトイレがありません。
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