2015年6月6日土曜日

剣岳の錫杖

模 剣岳錫杖頭

ヒマラヤ遠征の経験もある山の友人が持っていたもの、本人が持っていても仕方がないから是非もらってほしいということで、いま僕の手元にあります。模はレプリカということ。友人がどんな経緯でこれを手に入れたか・・・ということは忘れてしまいました。


映画にもなった「剣岳点の記」
実は映画は見ていません。初登頂したら人の痕跡があった証拠の品が、この錫杖です。

「1907(明治40)年に陸軍参謀本部の測量官柴崎芳太郎が剣岳山頂に三角点を設けるため登頂した際、発見した。剣岳は当時、人跡未踏と信じられ、柴崎が初登頂のはずだったが、錫杖の発見で既に登頂者がいたことが分かった。
この時の話は、新田次郎の小説で映画化された「剣岳 点の記」でも取り上げられた。ただ、見つかった詳しい場所は分かっていない。長さは錫杖頭が13・4センチ。鉄剣が22・6センチ。いずれも国指定重要文化財で、立山博物館が所蔵・展示している。」 
                           富山県文化財センターより


剣岳です。これは有名な‘‘カニのたてばい’’


剣岳山頂 


「明治40年(1907年) 柴崎芳太郎率いる測量隊は、剣岳に登頂するもののあまりにも険しいルートだったために、 約60kgはある重い標石/三等三角点を運び上げることが出来ず、 木材1本を針金で支えた臨時の三角点/四等三角点の設置に留まってしまった。 そのために「点の記」の記録には残らなかった。 
それから登山ルートは徐々に整備されていき、平成16年(2004年)8月24~25日に地元富山の高校生や若手測量官などの 手によってようやく三等三角点を新設することが出来た。これまでに約100年の時が経っている。」 富山県山岳連盟HPより

三角点

急速に天候が回復して現れた、ブロッケン


これも有名な‘‘カニのよこばい’’


写真は去年のものです。


明治40年(1907年)、剣岳山頂で発見された錫杖は立山町芦峅寺の立山博物館にあります。

ちなみに錫杖とは・・・僧侶・修験者が持ち歩くつえで、金属の輪がかかっていて、つえを突くたびに音がするものです。

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