2015年6月27日土曜日

雑誌Fielder ツエルト

雑誌フィールダーにちょこっと載せていただきました。


毒舌だそうです・・・

3分以内にツエルトを張る!というのを実践して撮影してもらいました。


フリクションノット例


2本の木の間にロープを張るということです。ロープをピンと張るために、片側をフリクションノットにしておくと、フリクションノットをスライドさせることによってピンと張れます。ロープにスリングをぐるぐる巻いてフリクション(摩擦)を作ってカラビナをかけ、ロープの途中に支点を作る結びがフリクションノットです。3~4種類あります。


ロープをピンと張れれば、それを屋根の骨組みとして利用します。ツエルトは昔の家型テント、三角テントと同じ構造なので、屋根の量端の輪っか(写真の黒い部分)にカラビナをかけると、ロープの下に吊り下げることが出来ます。蚊帳みたいなもんです。その時片側をフリクションノットにしておくと、吊り下げた後で、ピンと張ることが出来るのです。


泊まる場合は、グラウンドの四隅を固定したほうが快適です。


軽くてすぐ立てることが出来るツエルトですが、欠点があります。冬の窓ガラスの内側の結露と同じで、薄い布切れ1枚でも内外の温度差で結露してしまうことです。この記事では、寝る時の結露対策としてゴアテックスなどの透湿性素材のシュラフカバーなどを使うとよいとアドバイスしています。アドバイスしたのは僕ですが。今まで一番泊まる時に使ったのは、テントではなくゴアテックスのツエルトでした。ちなみに写真に写っているのは、アライテント製の2~3人用のツエルトです。


特に寒いときなどは積極的にツエルトの中で食事をとったり、休んだりします。めんどくさがってはいけません。


屋根とフロアーをしっかり固定すると、しっかりした空間が確保されます。


これはロープをピンと張って、そのロープに2つのツエルトを張った写真です。


ロープを持たない場合は、ガイドライン(張綱片側5mで2本、4っつの末端に自在をつけておく)とトレッキングポールとで立てることが出来ます。




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