2015年9月11日金曜日

鯖街道

先週末は滋賀県まで遠征しての仕事でした。細かいことまで書く余裕はありませんが、少し山登りを離れて、それでも人の営みと山は繋がっているよ!みたいなブログ記事にしたいですね。

とても有名な高島トレールの基地ともいえる、滋賀県高島市マキノのマキノ高原スキー場。山梨に住んでいる僕らにしてみれば、標高160mの場所が高原?・・・1600mじゃないの?・・・みたいな感覚です。僕の住んでいる韮崎で標高350mありますから。でもマキノ高原は爽やかのところでした。


琵琶湖は日本一大きな湖です。そんなことは誰でも知っています。湖南,湖東,湖北,湖西と、琵琶湖を中心に分けられたりします。僕が行ったのは湖西地方。ここの山々は中央分水嶺と表現されます。北側に降った雨は日本海にそそぎ、南側は太平洋にそそぐ。赤坂山823mの整備された登山道の標高600mあたり、古い道形が交錯していたり、石畳のような登山道に埋められた石なんかがとっても気になりました。ブナがとってもきれいな所でした。山むこうは福井県、こちら側は滋賀県です。若狭と近江です。


マキノ町のメタセコイアの並木。とても有名な並木です。いろんなコマーシャルにも登場。


港のあった海津。大きな琵琶湖のなかでも、大津に次ぐ港だったとの解説。


近くでは海水浴、いや湖水浴ができる浜辺もあるようです。


若狭まで行ってみることにしました。どうせだったら「鯖街道」が感じられるところをと車を走らせました。「京は遠ても十八里」若狭湾の小浜から京都までの古道ということでした。全部で10数本のルートがあったようです。熊川宿を通る「若狭街道」、この道が代表選手のようです。赤坂山で見た石畳も、いにしえの鯖街道。粟柄越を峠に若狭への道。飛鳥時代の遺跡から発掘されたものの中にも、若狭からの海産物が運ばれてきたという記述がある木簡が見つかっているそうです。海産物の代表選手がサバなのでしょう。


見事な宿場。小川が流れていますが、前川と呼ばれています。


案内板


昔はこの前川の水は生活に欠かせないものだったのでしょう。


車で通りましたが、ゆっくり歩いてみたいところです。道の駅もあります。


敦賀港まで来ました。若狭湾はとてもたくさんの港があります。小浜ではなく敦賀にしたのは、面白いものを見つけたから。


大正時代の写真だと思います。敦賀とロシアのウラジオストクを結んでいた客船です。


明治の終わりくらいは、日本からロンドンに行くのにインド洋周りで30日間。ここ敦賀まで新橋から特別列車が出て、ウラジオストク-シベリア鉄道経由で17日間。圧倒的に早くロンドンに行けるわけです。


道は情報、物流、人の往来。
鯖街道とウラジオストク、次元は違っても人の営みです。



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