2015年9月20日日曜日

立山

天気に恵まれた立山山行でした。写真がきれいです。なんとも言えないくらい3000mの稜線を満喫しました。ゆっくりゆったり、噛みしめるような山行のご報告です。 交通費はかかりますが、黒部立山アルペンルートを使って楽に3000mの稜線を歩きました。
黒四ダムに降り立つと快晴の空が迎えてくれました。いちばん高い立山の向こう側が室堂。


黒四ダムの高さ186m、長さ492m。1963年竣工、日本一のダムでしょう。放水も迫力あります。


立山を楽ちんに登るために富山県の室堂2450mを目指しています。乗り物に乗ってです。富山県側からアプローチしたことはありません。黒部立山アルペンルートです。長野の大町から室堂にアプローチすると3回乗り換えがあります。扇沢、トロリーバス(トンネルの中)=黒四ダムを歩いてケーブルカー=大観峰でロープウェー=室堂へのトロリーバス(トンネルの中)=室堂。それぞれの乗り物の乗車時間は短いのですが、すんっごく乗った感はあります。写真はロープウェーの後のケーブルカーです。


乗り物から解放されて、到着した室堂は草紅葉の世界でした。とても綺麗!


立山登山です。室堂から一ノ越を目指して登って行きます。全く問題はありませんが、途中残雪もあります。


一ノ越までは整備された道。なかなかこいつが受け入れられません。歩きにくいんです。


一ノ越から立山の雄山への山頂までのルートは要注意の登山道です。 事故の頻度も高いです。岩がルーズだしルートが幾重にも入り乱れています。典型的な落石注意の場所です。


ある程度標高を稼ぐと、室堂の全容が見えます。大らかな景色です。


立山、雄山の三角点、一等三角点です。なかなかお会いできない代物かな。立派な御影石です。


 雄山を象徴する建物。お札や多少の食料も販売しています。


大汝山から黒部湖を見下ろします。


立山主峰、最後は富士ノ折立。縦走路からちょっと離れた山頂。立山主峰(雄山3003m 大汝山3015m 富士ノ折立2999m)ということで、立山三山(立山主峰 別山2880m 浄土山2831m)ということだそうです。


冨士ノ折立から別山方面の下りは急です。


真砂岳は稜線上の出っ張りです。とても気持ちの良い稜線歩きです。


 お世話になった内蔵助小屋。


日の出。


別山南峰を目指します。


 剣岳と剣沢。


紅葉が始まっていて、きれいに赤くなったウラシマツツジも見ることが出来ました。 


草紅葉と室堂平


シラタマノキ


イワイチョウ 室堂にはたくさんあります。


可憐なミヤマリンドウ


チングルマの綿毛 なんとなく気取ってるって感じがしました。


ぐる~っと回って剣御前小舎から室堂に向けて下ります。別山乗越と呼ばれるところです。雷鳥沢を下るのが一般的ですが、ちょっとだけ遠回りをして新室堂乗越経由で下山しました。こちらの方が傾斜がなくて楽に下れます。おすすめです。


浄土沢の橋を渡ると雷鳥沢キャンプ場。


また整備された石畳の道です。アップダウンがあり登り基調で室堂です。標高差が200m近くあり意外としんどいです。写真は火山性ガスの影響で立ち枯れたハイマツです。


立ち入り禁止の地獄谷


室堂ターミナルが見えて来ました。


お昼は、ターミナルの蕎麦屋でいただきました。立山って蒲鉾が可愛かったです。


また乗り物を乗り継いで黒四ダムまで戻ってきました。
黒四ダム建設慰霊碑「六体の人物像」 ダム建設に伴う殉職者は171人だそうです。





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