長野県の北部(北信濃=北信)に聳える5つの山、飯縄(いいずな)山、戸隠山、黒姫山、妙高山、斑尾(まだらお)山を北信五岳(ほくしんごがく)と呼びます。妙高は新潟県の山ですが、行政区分ということではなく、長野県の北部の地域を代表する山々ということでご理解ください。北信五岳のひとつ斑尾山への登山です。斑尾山、すっごく良い山なんですが、スキー場としてすっかり開発されています。登りはじめ、いや、ルートの8割はスキー場歩きです。
山菜採りの入山料は一人1,000円という看板がたくさんありました。とは言ってもワラビだらけのスキー場の斜面。
ただひたすら刈り払われたスキー場の斜面の登りです。こんな道標が自分は登山者なんだと再認識させてくれる感じというのがビミョウーな登山道。
東を見ると志賀高原の山々の手前に、存在感のある高社山。
単調な登りだからといっても短いですし、こんなに展望が良い山も中々ないのでそれなりに楽しい登りではあります。
昨日登った鍋倉山。真ん中の山です。斑尾山起点で写真の右の尾根にずうっ~と続く信越トレール80㎞です。
スキー場の斜面にも春の花がたくさん咲いていました。これはウスバサイシンです。ヒメギフチョウの幼虫の食草です。葉っぱの裏側をめくったら卵が産み付けられていたかもしれません。小ぶりの蝶々が盛んに飛んでいました。
日本海の海岸線と米山さんの米山。
北峰。
南峰。
こんなみすぼらしい一等三角点は中々お目にかかれないかもです。削られて補修された姿が痛々しいです。
山頂の南にある観音様。熊野の修験者も訪れる場所なんですね。お札があります。
お勧めの展望の大明神岳を示す道標。
これですもん!文句ない展望です!野尻湖の向こうに黒姫山。その右に妙高山。
帰りは早いです。スキー場の中を歩くので、まるで板を履いて滑るように下ってきました。
長野県飯山市にいるんだと思っていたら、新潟県妙高市の看板。行政区分入りみだれているという印象です。
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