樋曽山ひそやまは角田山480mの南の三角点のあるピークです。標高296.5m。この山域の春の花に出会うのに、地元の方お勧めの尾根ということで行きました。ただ案内標識が整備されていません。まぁ地図読みすれば問題ないだろうと登り始めてわかったことは、トレースがしっかりしているということでした。踏み跡を行けば歩けちゃう感じですが、全く標識がない(ほぼ)ということで何度か道を尋ねられました。
五ケ浜に向かう国道402号線。
五ヶ峠の五ケ浜側の出口。いつの間にかこの時期限定で、東から西への一方通行になってました。大勢の人が来るので取られた措置ということだと思います。仕方がないので東側に回りました。
割と早めの時間だったので、駐車スペースは空きがありました。五ヶ峠の駐車場。
雪割草とも呼ばれるオオミスミソウ。
色の種類が多く、白、ピンク、赤紫、青、さらにそれらが混合して本当に変化に富んでいます。
弥彦山の南北にある、国上山から角田山までの間、標高はさほど関係なくいろんな色のオオミスミソウに出会えます。エリアによって色の特徴があるようで、樋曽山周辺は赤系が少ないように思います。
その色の変化が面白いです。
基本白系が好きなおいらです。
期待を外さないくらいに出会うことが出来ました。オオミスミソウです。
じっくり見てたら、いくら時間があっても足りません。
オオミスミソウの次はカタクリ。数で他の花を圧倒する存在です。圧倒的なカタクリの花
花弁がツンツンして朝日に輝いていました。
このルートではいくつもの白花のカタクリの花に出会えました。1万分の1の確率と言われる白いカタクリです。
数で圧倒しているカタクリですが、シロバナのカタクリ、だいたい白いというやつも含めて10株くらいに出会ったでしょうか。
コシノカンアオイ。光沢のあるハート形の葉っぱを探すと出会えます。これが花であるというのが奇跡のようにも感じます。すっごく地味・・・
セリバオウレン
キバナノアマナ。ユリの仲間です。
ナニワズ。すごく似たものにオニシバリというのもありますが、ナニワズは鮮やかな黄色でオニシバリは薄い黄緑。
エンレイソウ
キクザキイチゲ
カンスゲの花
ぜひお会いしたかったコシノコバイモ
本当にずっと探していて、最後の最後にお会いできました。
樋曾山の三角点柱石。何の標識もない山頂で、おまけにとっても低い三角点で、なかなか苦労して見つけたのですが、稜線上のトレースの上にありました。低すぎて皆さんスルーしてしまうようでした。
登山道の様子です。カタクリだらけです。
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