2017年10月13日金曜日

上高地

 上高地、穂高連峰や槍ヶ岳の登山口というのは当たり前過ぎなんですが、岐阜県側の平湯温泉や信州側の沢渡からバスやタクシーに乗っての上高地入りとなります。マイカー規制でということですが、だいたい上高地から明神、徳澤、横尾までの道(遊歩道感覚です)、僕もそうですが消化する2~3時間という感覚ではないでしょうか?上高地バスターミナルについて準備したら、ひたすら横尾を目指して歩き始めるのが登山者です。でも上高地は日本を代表する景勝地ですし歴史もあります。写真は明神からの明神岳です。上高地のこんな楽しみ方という記事です。


時間もあったので、普段はほとんど行かない梓川右岸を歩いて上高地バスターミナルに戻ろうとなりました。明神橋を渡って梓川右岸に渡りました。


梓川の奥に六百山2450.1m


上條嘉門次かみじょう かもんじ(1847年弘化4年~1917年大正6年)の記念碑。明治元年は1867年です。日本の登山史の草創期に活躍した山案内人です。


明神池に映る明神岳。皆さんスマホのシャッター押しまくりです。


明神岳が御神体の穂高神社奥宮があります。上高地の最も由緒正しい場所です。


嘉門次小屋。明治の初めに上條嘉門次が建てたのが始まりの小屋です。猟師としての上條嘉門次が夏はイワナ釣り、冬は熊やカモシカを獲るための活動拠点がはじまり。嘉門次小屋は登録有形文化財に登録されています。


宿泊も出来るようですが、上高地バスターミナルや河童橋周辺だけでなく、やはり明神まで足を延ばした方が上高地を知ることになります。イワナの塩焼きを中心とした嘉門次小屋のメニュー。


塩焼きにするイワナの下ごしらえをしています。


嘉門次小屋のいろり。


上条嘉門次かみじょうかもんじが登山史に名を遺すきっかけは、日本の登山の父ともいえるウォルター・ウェストンの案内人だったということです。明治のお雇い外国人にその山登りにおける卓越した能力を認められ、ウォルター・ウェストンから敬意をもって送られたピッケルが小屋の中に飾られています。ピッケルの上には愛用の銃。


8:30の営業時間の始まりから、イワナの塩焼きとbeer・・・


明神池でのんびり上高地の歴史に思いを馳せた後は、梓川の右岸の遊歩道を進みました。割としっかり歩きます。


すると突然のひとごみ。


NHKのドラマ「山女日記」の収録をしていました。早く通過しろという雰囲気で、それでもテレビの中で見るような俳優さんもちらほら。結構人気のドラマと聞きました。もちろん僕らは映りませんが・・・


岳沢の登山口を過ぎて河童橋に向かいます。写真の左奥が岳沢です。正面は明神岳。


すんません、詳しいことは分かっていないんですが超人気の場所、上高地では外せないということらしいです。


五千尺ロッジのアップルパイ。ご馳走様でした。


河童橋を渡ってバスターミナルへ。


大正池と穂高連峰。いい天気でした!



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