雨の中、中畠新道を登って、雨の中奥又白池にテントを張った翌朝はドピーカンで最高の朝でした。そのまま中畠新道を下ったのではちょっともったいないということで、前穂高岳の北尾根を絡めて周回することにしました。奥又白池から北尾根の5.6のコルを目指します。写真のピークは北尾根のⅥ峰、6峰です。
振り返ると茶臼ノ頭と奥又白池が見えました。
前穂北尾根の5.6のコルを越えて涸沢カールを下ります。北穂高岳の右にチラッと槍ヶ岳が顔を出しました。
北穂高岳です。紅葉もキープしていてなかなかの景色に出会えました。
5.6のコルを越えたご褒美にBeerと名物おでんで乾杯!なんて話しながら下って来ましたが、涸沢ヒュッテに着くとこの行列・・・上高地、涸沢というキーワードの場所は人だらけです。Beerとおでんは諦めました。まぁ仕事中ですから・・・
まだ午前中なのに、涸沢ヒュッテのテラスはbeer片手の人でごった返していました。
パノラマコースに入ります。涸沢ヒュッテのすぐ横からです。
奥穂高岳や北穂高岳に登る涸沢カールへの道は、横尾谷かパノラマコースの2つが一般的です。ただパノラマコースは下の写真にあるように難易度がちょっと高いです。夏の早い時期は残雪があったりして進入禁止になったりします。整備されていればそれほど難しいとは思いませんが、はっきり言って長いので1日かけて歩くつもりでいたほうが良いと思います。つまりパノラマコースに入るのは朝一からということです。横尾コースより確かに距離は短いですが難路です。時間がかかります。
涸沢ヒュッテの下の紅葉が見事でした。
振り返ると見事な景色。
パノラマコースに入って10分もするとなかなかの難路のはじまり。
前穂北尾根の7峰から8峰の北側の斜面のトラバースの道、8峰の北の北尾根のに乗っかるまで続くいやらしいトラバース道です。
左側の横尾本谷側に落ちている斜面です。断崖絶壁の左側ではありませんが(そこまでの緊張感はありません)転落したらただ事では済まないルートではあります。
北尾根に乗っかると梓川側が見え、前穂北尾根の末端に位置する屏風ノ耳や頭方面に尾根の上を歩くことになります。その先に屏風ノコルがあるわけですが、そこは正しく前穂北尾根の末端に位置しています。
南岳と槍ヶ岳。
屏風ノコルと早稲田尾根と慶応尾根の間の沢にトレースされた登山道。慶応尾根の鼻と呼ばれる慶応尾根のコル目指して下って行きます。
振り返った屏風ノコル。
屏風ノコルからの下りは初めやさしい理想的な登山道ですが、慶応尾根の鼻から先、しばらくして岩がゴロゴロした神経を使う下りです。写真の河原状あたりまで来ると奥又白谷も近いのですが・・・
その先にさらにグレードアップした岩ゴロゴロが登場します。とても歩きにくいです。
奥又白谷に出ればひと安心。
中畠新道分岐を過ぎて樹林帯をこなし、林道に出て新村橋を渡ればひと安心です。
徳澤園のソフトクリーム。
沢渡行きのバスに乗るための行列。
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