オーダーをいただいたのは北アルプスの鏡平山荘と双六小屋に泊まりたい、そして双六岳に登るというものでした。コースタイムや考えられるペースからどんな内容がベストとなるかといろいろ悩みました。目的が山小屋に泊まるというのもありなんですが、それだけではなんか充実しないので、どこをどう歩くかというのも大事でしょう。山梨から車を走らせ安房トンネルを抜け、鎌田川を登っていくと西穂高岳のシルエット。
新穂高温泉の登山案内所。きれいなトイレと休憩所があります。
鎌田川の支流、穴毛谷と笠ヶ岳に通じる稜線。
橋の名前はわかりませんが、橋のたもとにこんなことが書かれていてどう考えていいかわからないと思いました。何かあったら責任は取りませんよ!ということなんでしょうが、こんな無責任な物言いは許されるのかな~という感想です。
その橋の欄干はいっつもすっごいなと思います。雪の重みで波打つ欄干です。
とっても、いや無茶苦茶きれいな小屋です。山小屋なのにごたごたしていません。
林道歩きが終わっていよいよ登山道です。小池新道です。
いきなりの岩ゴロゴロの登山道に見えますが、安心してください大きな岩が整然と並べられていてとても歩き易い登山道です。正しくそれが小池新道。
整然と並んだ大きな石。同じ感覚で並んでいるようですが、自然の石を使っているのでどこに足を置くかということが自分で選べるので楽に登れます。よくある階段とは大違いです。
標高を上げて登場する槍ヶ岳、大喰岳、中岳、みんな3000mを越えたピークです。
流れが枯れることのない秩父沢。
この中腹の紅葉は見事でした。
すれ違う登山者はなぜか落ち着いた方が多く、時々個性的な方に出合った面白い山行でした。カモシカの尻皮の男性にはご自慢のカモシカの皮を触らせてもらいました。
あと5分のサインに元気をもらって登ります。
5分後に到着の鏡池。
木道の整備が行われていました。
目的の鏡平山荘。小屋の看板は山と花を愛する女性だけの山の会、エーデルワイスクラブの坂倉登喜子さんの書。僕が生まれる前から存在するエーデルワイスクラブです。
小屋の周りにはいくつかの池。
ワサビ平小屋も鏡平山荘も双六小屋も経営は同じです。実際に訪れるとわかりますが実に整理され清潔な小屋で、あそこまできれいな小屋の周辺は実にすがすがしいです。そのことの意味は、来た時よりも美しく!と自然に思える環境なんです。
下駄箱。
滞在するスペース。快適な小屋です。
ボリュームがある食事。
翌朝の鏡池。バッチし晴れました。たくさんのカメラマンです。
鏡池に映った槍ヶ岳。
翌日は双六岳に向かいました。
途中、槍ヶ岳の横から顔を出した太陽です。
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