松本市四賀地区。この高い土手の様な斜面が3月にはフクジュソウでいっぱいになるそうです。約50万株の群生地は長野県下一だそうです。
ロングトレイルという言葉があります。「登山道やハイキング道、林道、古道などをつなぎ合わせた距離の長い自然歩道。 コトバンク」地域おこしのイメージもありますが、美ヶ原高原ロングトレイルというトレイルを何回かに分けて歩くツアーのお手伝いに行ってきました。
稜線に出るまではかなり広い道で、どんな使われ方をしてきたのかはわからなかったけど、登山を始めてすぐに登場した山の神の石祠が何かを語りかけている気がしました。
とても暑い日だったのでいろんな準備をしていきました。
1322.1ⅿ三角点の東のコルに乗っかるまで幅広の道。「本郷山」という名の三角点には行きませんでした。
本郷山の東からはかなりか細いトレイル。美ヶ原高原ロングトレイルは松本市が整備したようですが、ロングトレイルを整備した道と、それまで何らかの目的で利用されていた仕事道や登山道とでは全く違った印象でした。
マーキングもたくさんされてはいますが、山慣れしていない人が気楽に入ってはダメな印象のトレイルでした。
フデリンドウ。きれいに撮れました。
僕の認識が定まっていないロングトレイルという言葉。以前長野と新潟の県境にある信越トレイルや、滋賀県の高島トレイルの一部を歩きましたが、里山の感覚に近いという感じで侮れない道、ここ美ヶ原高原ロングトレイルもなかなか険しいもので、自然歩道という言葉は当てはまらないと思います。
ときどき咲くニリンソウに癒されて。
アップダウンが続き熱中症気味の方が脱落し、ツアーの緊張感いっぱいのガイドの心理。
戸谷峰(とやみね)山頂。
三才山(みさやま)一ノ瀬にむかって怒涛の下りが待っていました。
約600mの標高差の下り、中間部の傾斜は落石注意の傾斜でした。
ハルゼミの抜け殻。
本当に神経を使った激下り。
ジュウニヒトエ
だいぶ下ってから炭焼き窯の跡があって、炭を焼いた山人が辿った仕事道になりました。
ゴール地点が見えて緊張感からやっと解放されました。
熱中症に対応すべく、テルモスに氷と水を入れたものはかなり有効でした。お疲れさまでした!
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