山に行きたいというリクエスト。早い話どこでもいいからというわけですが、本当にどこでもいいかといえば絶対にそんな投げやりなことは許されないだろうと思います。そんなもんです。ちょうど新緑の季節、地元韮崎出身の方も参加されたので,これぞ甘利山だぜ!ってコースを歩きました。出発は中腹の椹池。駐車場があります。
山梨では珍しい高層湿原といわれる椹池。
おや?これは?
ササバギンラン。ちょうど咲き始めで群生地といってもいいくらいたくさんありました。
塩沢川最上流部の沢は、去年の台風で土砂が流されだいぶ様子が変わっていました。
ひと登りで上がった小尾根の山の神の石祠。山仕事の道であった証明です。
1430m標高点は南甘利山と呼ばれます。
ツクバキンモンソウ筑波金紋草、筑波山で見つかって名前が付けられた花 キンモンソウ金紋草は別名ニシキゴロモで主に日本海側で見られるそうです。
急なところもよく整備されています。
クリンソウの見事な群落です。
やはり今年は4月の寒さでちょっと開花が遅れています。だから間に合ったんですが。
クリンソウのドアップ。
ヒゲネワチガイソウ
湧水量が減ってしまった大笹池。毎年勢いがなくなりつつある感じです。
帰りは大笹池の北側の沢地形の道を稜線に登りました。ちょうど奥甘利山1843m標高点と甘利山1731mの間の最低鞍部に出ます。遭難しない山はないので当然の言葉だと思いました。
この稜線の南側は南アルプス市です。標識にちょっと違和感を覚えたんですが、地形図を見たら境界でした。甘利山は韮崎市の山という先入観があります。
雨が降らないだけマシじゃんというガスガス。これはこれで幻想的です。
甘利山の象徴のレンゲツツジのつぼみ。
甘利山駐車場の躑躅苑に寄ってお茶をいただきました。甘利山を整備されている甘利山倶楽部の山の上のベースです。
甘利山倶楽部の小林さんに「ヤマシャクヤクが咲いてるから伐採地を通るといいよ」と教えていただいたのに見ることは出来ませんでした。
展望が広がっていた伐採地。釜無川の流れが手に取る様でした。
椹池へは車道横を通りますが、ショートカットの森の道が新緑で気持ち良かったです。
ギリギリ椹池手前で雨につかまってしまいました。雨の椹池にレンゲツツジがきれいでした。
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