2023年6月16日金曜日

二子山

秩父小鹿野町の二子山です。秩父の奇峰とも言える石灰岩の不思議な山です。秩父鉄道の終着駅、三峰口で合流です。

三峰口駅から車を走らせ、国道299号線を西へ志賀坂峠を目指します。峠の手前が登山口。魚尾道峠手前に車を停めました。二子山のツインピークが大迫力でお出迎えです。

坂本口なのかな?沢沿いの登山道を進むわけですが、やはり降雨の影響で登山道はわかりにくいところもあります。水の流れで崩れてしまうので毎年登るラインが変化している感じです。

二子山東峰と西峰の間の股峠。

まずは東峰です。股峠から進むとすぐに鎖場です。右に屈曲するのですが、屈曲点の人口のステップがインパクトあります。皆さんプレッシャーを感じる鎖場の様です。この人工のステップは大変ありがたいのですけどね。


気温と湿度が高く汗だくで登った東峰。東岳っていうんですね。

マルバシモツケのかわいい白い花が目立ってました。

こちらはシモツケという低灌木の花。

西峰、二子山西岳の三角点柱石。

西岳をさらに西に狭い岩稜を進みます。振り返ると左奥に東岳、真ん中に西岳、右下にローソク岩です。

ショートロープという特殊なロープワークに慣れていただくための山行でした。

二子山西岳のさらに西の叶山の石灰岩の採掘。叶山はもはや存在していません。

西岳最後の鎖場は垂直です。

下りの尾根から見える二子山のツインピーク。どちらも山頂に登ったので達成感があります。

日本の山、特に里山は昔の仕事道を今でも利用させてもらっています。写真の幅広のわだちは昭和まで盛んに使われていた山仕事の道です。こういう道を歩くのは大好きです。

帰りの雁坂道はひどい雨でした。あっという間に道路が川のようになり運転にも支障があるくらいの降雨でした。ドンピシャで当たった天気予報でしたが、こういうのに付き合っていくしかないというこれからなんですね。

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