西穂に登りたい!というリクエスト。台風接近のためかなり難しい山行になってしまいました。
関西からのお客様。2ケ月前からメールでやり取りをして、日程やコース、山行の優先順位などをかなり詰めたつもりでしたが、台風に吹き飛ばされてしまったのでしょうか~。
言葉にすると、新穂高から上高地を縦走しました!みたいになってしまいました・・・
それでも、難しい天気状況の中頑張っていただいて感謝です。
うららかな秋の登山開始!の新穂高ロープウェーの朝です。
ロープウェーから笠ヶ岳を見ていたら僕らを乗せていてくれるロープ(ぶっといワイヤー)が美しく思えました。
紅葉は悪くはないです。すこぶるいいわけでもない。ふつーじゃないでしょうか。気温は高いです。
上高地から入る予定でした。でも、台風の影響が確実となって、西穂の稜線に立つということが最優先になったのでした。
天気が崩れる前提の西穂山荘は混んでいませんでした。みんな涸沢に行ってしまったのでしょうか?
丸山手前のケルン。冬までは残ってないでしょう。
もっとしっかりしたケルンがあれば冬の遭難も減ると思うのですが、どうでしょうか?
善六沢のダケカンバの美林です。
独標
そして下り
一番遠くに奥穂高岳
岩にたくさんアンカーがありますが、こいつが一番頼りになりそうでした 。
残念ながらピラミッドピークで時間切れ。
山頂まで一時間かからないところだったのですが、下りが大変なのでここでおしまい。
最近はこう言った危険なところ、ヘルメットが常識です。落石から頭を守るため、転倒、転落した時に自分の頭を守るため。
山荘まで戻ってきました。焼岳の噴煙まで見えた日でした。
2~3日分の天気予報がイマイチ当てにならず、確実なのは、翌日は台風がより接近して風が強まるということで、この日に難しいところをやってしまおうと、ロープウェーで上がりました。山頂まではいけませんでしたが、丸山を過ぎて独標の手前から別世界になって、貴重な体験だったということでした。
台風がなければ、西穂山荘を朝一番で出発して山頂に行けたと思うので、とても残念でした。この日山荘に宿泊なさった方の多くが、僕らと同じ内容のようでした。会話の中で、今回は新穂高から上高地縦走!というのが合言葉の様になっていて面白かったです。その通り!
秋真っ盛りの登山道
トチの実をたくさん拾いました。
ウェストンのレリーフにもよりました。
河童橋
下山の道は樹林帯の中だったので風の影響をさほど受けませんでした。雨もたいしたことなかったです。それでも天候がすぐれない中、頑張って歩いた事に感謝です。
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