笹山は、白根南嶺の尾根上の一突起にすぎないピークです。
なんで笹山なのか?1997年(17年前)に山梨県が制定した「山梨百名山」に選ばれたからなのでしょう。白根南嶺という稜線は、北岳から静岡の海岸までつながっている尾根(大まか)で、長大ですが地味な尾根です。静岡と山梨の県境をずっと追っていく感じです。それでも2000mを超える標高の山は登るとしたら簡単ではありません。そんな中、大門沢とか、転付峠とかと並んでこの笹山の東尾根は取り付きやすい尾根です。日帰りも出来ますが、今回はテント泊。
朝の奈良田湖
リョウブの花
山頂までは、奈良田湖から標高差1900m。でもこの尾根は変化(傾斜)があるので楽に登れます。傾斜があるところは150m~200mの標高差、間に緩やかな傾斜の尾根があるので楽なんです。
標高点約2300mの地点で幕営
テントを張ったらまずは焚き火がおいらの流儀・・・全てのものが湿っていて、苦労した焚き火の着火。いつも火は有難いです!
19時就寝、2時半起床、3時半行動開始!
山頂をゲットして、時間がかかっても麓の奈良田湖に帰るためのスケジュール。日の出です。
笹山北峰 甲斐市、旧双葉町からよく見えます。特に冬は白いのでよくわかります。
登山道の様子。
1500mあたりの登山道
山の神、約1070m
ある意味驚きました。9~10パーティ-が入っていた笹山。1人の人を除いてすべて山梨県民だったんです!甲府市、甲州市、中央市、甲斐市、南アルプス市、河口湖町、韮崎市・・・昨日今日と笹山にいた方の住んでいる所。ほとんど山梨県民!山梨百名山の後光がいまだ健在である証拠です。
何人かの方と山の話をしました。全ての方が地図読みは出来ない感じでした・・・山の中で、現在位置を理解して、進むべき方向を同定した行動してほしいと思っていますが、やっぱ難しいんでしょう。皆さん行き当たりばったりって感じでした。地図が読めると可能性が広がるんだけどな-!
0 件のコメント:
コメントを投稿