つづきです。四日目、最終日。
赤石小屋から椹島に下るだけの日なので余裕があります。小屋から30分ぐらい登った所が富士見平。ヘッドランプの明かりを頼りにカメラを持って日の出を見に行きました。4:25 富士見平到着
朝日に照らされるはずの赤石岳は、滝雲がかかって姿を現しません。
いろんな山で日の出を見ますが、太陽が昇る前の空の色の変化がとても好きです。
さぁ、最後の下りです。慎重に下ります。
後ろで見送っていただいているのは、小屋番6年目の杉田憲司さん。かなり信頼のおける小屋番さんです。昨日救出されたけが人を、ボッカ返しから背負って小屋まで運んだのだそうです。とても誠実な方です。
ボッカ返し終了点
人工林に入れば椹島はもうすぐ!
椹島の標高は約1100m。山の上とは打って変わってかなり暑さを感じます。 バスの時間(椹島発畑薙ダム行き)まで時間があるので、お昼はそばでした。このバス、かなり特殊なので注意が必要です。バスの最終便は午後2時、これを逃すと椹島宿泊というのが普通の流れです。畑薙ダムの駐車場まで歩くとなると、それ自体が目的になってしまいそうです。20km近い林道歩きは5~6時間はかかるでしょう・・・
宿泊者(山小屋の)送迎用という名目のマイクロバス
畑薙ダム駐車場。この駐車場がいっぱいになることもあるようです。
荒川赤石の縦走、今回のお客様は力量に幅があったものの、それぞれの方が頑張ったと思います。ツアーって難しいです。今回は特に感じました。2泊3日が通常のコースタイムの所を3泊4日にして楽に登る・・・という皮算用が天候とメンバーの力の差から、やっとこなした3泊4日となったと思います。でもそれぞれの方が、一つのチームとしていろいろなことにご配慮いただいて、まとまることが出来たのではないかと思っています。参加者の皆様ありがとうございました。
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