まだ松の内の正月3日です。前夜に多少の降雪があったようで、R141を走っていてもなかなかハードな感じの寒さでした。こんな時は融雪剤がやたらと撒かれています。目指すは車坂峠。標高2000m近いこの峠には高峰高原ホテルがあり、北側にはスキー場もあるので除雪はばっちりでした。一番の不安は、おいらのバモス(2WD)が問題なく登っていけるか?というもの。いざというときは後輪にチェーンを巻けば何とかなると車に積んでいます。でもできれば面倒なくスタッドレスだけで峠に行きたいと思って走りました。
長野県の高原地帯の素晴らしく快適な道路には、それぞれいろんな名前がつけられています。ここは小諸から車坂峠まで「チェリーパークライン」!?
除雪車の横をそろそろ登って行きました。
車の運転、この駐車場のどこに停めるか?というのが一番難しかったです。除雪がしてなかったので、思い通りのところにうまく停められませんでした。適当に停めちゃうとほかの人に迷惑になるし、帰るときに出られなくなるので、何度も行ったり来たりを繰り返しました。
峠に歩いて行ったら山の神に会いました。
そのまま尾根上を歩いて行ったのですが、降雪後ということで、新しいトレースはありませんでした。スノーシューを付けてガシガシ登りました。
寒いんだけど、この美しい景色を見るためにこの高みに来るんです!
振り返ると、篭ノ登山方面がグーです。
こんな斜面は、スノーシューがあると楽に登れます。
黒斑山の西斜面、まだあんなにあるじゃん…という実感…
風が強い日でした。防風対策をしていないと耳が引きちぎれるような感覚になります。
トーミの頭を過ぎるとやっと目的の浅間山が顔を出します。
浅間山の展望台の山です。風は強いものの空の青と雪の白の純粋な世界!
火口原を見下ろします。すごい傾斜です。
外輪山が、尾根状となって東に続きます。
美しい冬の景色。
浅間山展望にはうってつけの位置にある山です。
登ったのは表コースと呼ばれていて、下りは表コースの北の沢筋にある中コース。こちらのほうが樹林帯の中を通るからか、マーキングがしっかりしています。ちょっと小枝がうるさい感じではありますが。
車坂峠方面の展望。
車坂峠周辺はカラマツの木がとても多いです。この案内板には注目すべきことが書かれていました。
「大正、昭和にかけて母樹林として種子を採取しカラマツの植林がおこなわれました。」
山梨でも長野でも戦後多くの山でカラマツが植林されました。長野の山で植林されたカラマツの苗はここのカラマツの種から始まったということです。そんないわれがあるカラマツ林。
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