2015年4月29日水曜日

秩父の蕎麦と羊山公園

春の秩父入り、つづいてのミッションは秩父の蕎麦屋です。

こいつの難しいのは、目的がお昼の蕎麦屋一本ではなく、僕らの場合まずは山登りがあるということ。蕎麦屋への移動はほぼ午後2時です。そばにそれほどの思い入れもないので、とりあえず人気ランキングで攻めました。秩父の蕎麦屋さんに一度入ったからと言って、秩父の蕎麦を極めるなんて大それた気持ちはこれっぽっちもありませんでした。しかし、実際にそばを口にするまでの苦労がある意味奥深さを物語っています。いろんな意味で、です。


秩父の蕎麦屋の人気ランキング2位のお店だそうです。暑かったせいでのどもカラカラ、この行列ができる・・・ってのは何ともな~ですが、ここまで来たらアスリート気分で皆さん待っていました。
まったくもって優しくはありません。引戸の中と外では別世界。午後の日差しが容赦なく降り注ぎます。日陰はありません。どうせ一見さんです・・・

このお店に来る前、ナンバーワンのお店に電話しました。今から行こうと思っていますが大丈夫ですか?何人ですか?9人です。あと蕎麦が6玉ですがいらっしゃいますか?蕎麦のお取り置きは出来ないので、お店に来て並んでいただきます。・・・
食えないってことじゃないですか!移動に15分はかかるのに全く優しくはないです。そこでナンバー2に苦労して行ったわけでした。苦労の意味は、羊山公園の芝桜で渋滞しているということ。そんなこんなで行列に並んでいた時お店の人が、「本日は終了しました」の看板を下げました・・・そんな~と思いましたが、僕らはOKということでひと安心!


お品書き

これはなんだ・・・メニューのそばビールというのを注文したらmade in USA・・・何か理由があるのでしょうか?なんでアメリカ産のなんちゃってビールが、ただでさえ分かりにくいお品書きの中に出てくるんですかね?何をどう注文していいかもわからないお客に、優しい説明はありません。


趣はあります。が、


蕎麦を揚げたおつまみ


焼きみそ。
味噌と季節の野菜を刻んだものを、焼いたお茶請け、またはつまみ


「天せいろ」というメニュー ¥1750


闘いすんで日が暮れて・・・そんな感じです。


武甲山から見た羊山公園

武甲山の北側、武甲山と秩父の街の間にある「琴平丘陵」という、ハイキングコースも整備された丘に羊山公園はあります。やはり武甲山は秩父のシンボルですね。


入園料300円を払って入ります。チューリップのお出迎え。


芝桜は2000年から植えられ始め、現在は9種類、約40万株が植栽されています。


4月に入ってから5月の上旬までが見頃。


最も混雑した日は、2013年4月28日で、6万8506人。一日での数です。


芝桜まつりの期間中の入場者数はだいたい50万人!秩父市発表データです。


稙栽のデザインは秩父夜祭の囃し手はやしての襦袢じゅばん模様と躍動感をデザイン化したものだそうです。


「羊山」の名前は、戦前に埼玉県綿羊種畜場があったところから。芝桜の丘の西に「ふれあい牧場」があって、多くの羊が飼われているとのことでしたが、今回はパスでした。


秩父の名産品が何でもそろう出店。


やはり観光地だった羊山公園、なのですが、秩父ブランドがしっかり感じられた山行でした。


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