この時期絶対見ておきたい、秩父小鹿野のセツブンソウを見に行くという目的の山行。でも山もしっかり登りましょう!ということで秩父御嶽山に登りました。去年は同じパターンで、秩父御嶽山の北にある四阿屋山に登ったのでした。
出発の贄川(にえかわ)は、かつて三峯神社の参詣客や秩父礼所めぐりの巡礼者たちで栄えた宿。ちなみに贄(にえ)とは?神または天皇に供する食料品及びその制度で,魚貝・鳥獣・果実などの生鮮・加工品が中心。コトバンク
登山口。ここは秩父鉄道終着駅 三峰口から一番近い登山口でもあります。
一番高岩。荒川の向こうに秩父鉄道三峰口駅が見えます。
一週間前から傘マークの天気予報だったのに、雨は降りませんでした。\(^_^)/
複雑な地形の北側の尾根、地形図を見たらすぐ近くに三角点記号。登山道から50mくらい。道を外れてみました。探検だ~!
四等三角点 点名「遠土の上」732.85m。珍しい点名です。どんなストーリーがあるのでしょう。
これが点名「遠土の上」の点の記です。最近設置されたもののようです。ちなみに秩父御岳の三角点は点名「落合」、三等三角点で設置は明治37年です。
やっと山頂が見えてきました。
標高900m辺りのヒノキの植林地の斜面は、非常に歩きにくく、傾斜があり斜めに上っていく感じなのですが要注意でした。地形図の徒歩線がジグザグに描かれているところです。同じルートを下る予定でしたが、ここを下るのはちょっとしんどいだろうと、下山ルートを変えたくらいでした。
山頂。狛犬がオオカミじゃないのが意外でした。
真ん中にどっかりしているのが、日本百名山の両神山。
というわけで、下りは強石ルートへ。事前に調べた情報では、岩稜気味の痩せた尾根ということでした。上ったルートを下ろうと思った理由は、強石ルートはやせ尾根で危険と思ったから。案ずるより産むが易し、案外下りやすかったでした。
途中振り返ると、シャープにかっこいい秩父御岳が見えました。
杉ノ峠。コース全体の7割は杉ヒノキの植林地でした。
杉林の中、ミツマタがたくさんありました。ほんの少し咲き始めていt、黄色い花が顔を出し始めていました。
ぽつぽつと咲いていたフクジュソウ。黄色が鮮やかでした。
反省、反省。杉の花です。恐ろしい花粉をまき散らします。いたずらに枝を振ってみたら目は痒くなる、クシャミは連発する、鼻水ズルズル・・・
小鹿野のセツブンソウ園には下山後、車で移動。
これも帰りに寄った、普寛神社。案内板に書かれていた、
「木曽御岳山の開祖、修験行者譜普寛導師でふかんどうしが江戸末期に開いた山で、普寛は一般の人が霊山に登れなかった時代、古い習慣を打ち破り大衆登山を可能にした。普寛導師は大滝村の出身で、落合地区にある普寛神社は、生誕の地である。 」おんたけ、なのか?みたけなのか?これではっきりします。3000m峰の木曽御岳を開いた普寛上人の生まれた場所にある山だから秩父おんたけ山なのです。
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