奥秩父のこの時期はシャクナゲです。この花、この樹、なかなか親しくなれません。そう思い込んでいます。写真撮るのがむちゃくちゃ難しいです。実際の雰囲気が写真に落とせないし、それは自分の腕なのでしょうが、機器の問題もあるのかも知れません。昔からこんなに咲いているシャクナゲの雰囲気が伝わるような写真を撮りたいと、シャッターを押しても全く伝わらない写真ばかりです。そんなレベルのシャクナゲの写真の記事です。
鶏冠尾根です。標高1300mくらいからシャクナゲの花が登場。でもほとんど花は終わっていました。写真は標高1500mを越えたあたりの開花状況です。
第二岩峰辺りからの第三岩峰。鶏冠尾根は第三岩峰辺りからシャクナゲが濃くなります。そこから奥秩父の主稜線である木賊山に向かって鶏冠尾根をトレースすると、標高2200mあたりのアップダウンとなりますが、シャクナゲがとても濃く、トレースがあるのでさほど苦労はしませんがシャクナゲの存在が鬱陶しくなるやぶです。
シャクナゲははツツジ科の常緑低木、ツツジの仲間だったんですね。標高によって開花状況が違うので、シャクナゲの花の蕾から終わりまでの様子を撮ることが出来ました。これは蕾です。
アズマシャクナゲ(東石楠花)です。
ピンボケですんません。
なんか初々しい咲き始めのシャクナゲの花。
これはピンクが濃いです。
こちらは薄いシャクナゲの花。
咲き終わりの近い花には、たくさんの蟻が蜜を吸っているのでしょう、忙しそうに働いていました。
シャクナゲの樹、樹高は2~5mほどになります。密生しているところは突破がかなり厳しいです。山梨あたりの山だと、高山のハイマツ漕ぎの次に出会いたくない藪がシャクナゲです。先が見にくいのと、簡単に折れないこと、かき分けて進むのがとってもしんどいシャクナゲの藪です。
イワカガミのピンクはまだ蕾でした。
シャクナゲでなじみ深いのは、キバナシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、そしてこのアズマシャクナゲでしょうか。山梨で活動している僕の感覚です。
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