2013年5月27日月曜日

所ノ沢越へ

県境の山の続き、PART3です。

 布引山のテン場

笊ヶ岳の山頂でゆっくりした後、布引山に戻ってきました。4日間の山行中、最も雲がない日

いくつかの目的がありました。
一つは笊山頂での写真撮影、次は稲又山に登ること、そのためにテント場を所ノ沢越に移動。
何年か前に同じメンバーで泊っている場所なので、とても素晴らし幕営地であるということは知っています。
ただ、布引山から所ノ沢越までの500mの標高差も厳しいということも知っていて、気持ちを引き締めながらテントを畳みました。

 怒涛の下りです

 
東海フォレストの道標

 布引崩れ

崩れの際を歩きます


 
正面が稲又山

 こんな歩きやすい所も


 バイカオウレンでしょうか?

 伐採地跡

布引、所ノ沢間は初めと最後がわかりにくいです。ヒントを書いておきます。
・布引からの下りは、はじめ左に行くこと意識して、布引崩れの際に出るようにする。
・細かく見ればルート上に4個のピークがある。2個目のピークで90度左に曲がる。
・伐採地は山梨静岡の県境沿いに踏み跡があるので、そこが尾根上である。


 所ノ沢越到着


数ある峠の中でも、峠中の峠!って感じです。標高は2000m、静岡側には大井川東俣中の宿への道がありますが、山梨側道はありません。流域面積の広い稲又谷が広がっているだけです。

むかしはここを西沢峠と呼んでいたようです。
平賀文男展、平成25年2月に大正13年の赤石岳登頂のフィルムの解説をしました。
当時は、雨畑から稲又谷の左岸に付いた道を登ってこの峠を経由して、大井川の椹島や中の宿に物資を運んでいたようです。
大正13年のフィルムの中に出てきた、西山峠が所ノ沢越ということです。

 峠から5分くらいの下り


ここは確実に水が確保できます。

 広い快適なテン場

 晩飯     

昨日のコシアブラが、大量にあったので、ハムとちくわで油いため。大好評でした!


雪でぬれたものを干したり、焚き火で温まったり、平らで乾いた所に寝られる幸せ!

翌朝も4時出発を目指します。

まだ続きます・・・





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