2013年5月17日金曜日

離山 核心部をこえて




Ⅲ峰の朝焼け。5時出発、完全に辺りが見えるようになってからです。いきなり核心部ですから。

 Ⅳ,Ⅲのコルへ

 Ⅳ,Ⅲのコル

 核心部手前





 離山で技術的に一番難しいのはここです。ザイルピッチで30mくらい。

上部に岩が露出しているところがあって、2mくらいの処理がかなり厳しいです。

 Ⅲ,Ⅱのコル



Ⅲ,Ⅱのコルは懸垂下降です。Ⅱ峰は西側、赤薙沢の支流ミツクチ沢側をトラバースしますが

出だしがやはり崩れていて、絶体絶命なので慎重にフィックスロープを張りました。


Ⅰ峰への登り、ここは石空川の北沢川を巻き気味にトラバースして行きます。

 突然の開放!



南から見たⅠ峰の全体像。ここの白ザレは面白い形の岩だらけ!




 慎重に下ります。

 オベリスク発見

 最低鞍部   

右が離山のはじまりで、左がこれから登る地蔵ヶ岳へ登る尾根のはじまり、正面はミツクチ沢

 ミツクチ沢上部の崩壊

 樹林帯を抜けての登り


 最低鞍部ー露岩ピークーオベリスク(地蔵ヶ岳)と進みます。ここは露岩ピークを過ぎたところ。


すごく気持ちのいい稜線です。露岩ピークとオベリスクの間は、夏でもトレースがあります。

とはいっても登山道ではないので、こうして雪があると登るのがとても楽になります。

残雪で水も確保できるし、離山のベストシーズンは残雪期です。今年は雪が多いです。



オベリスクの北側です。初登者はウォルターウエストン、こちら側から登ったとされています。

 南から見上げる



観音岳

 



 どんどん形が変わります。





普通の日なので小屋には誰もいませんでした。沢の水が流れていました。

 オベリスク     

 残雪が厄介な下り

 燕頭山、急坂の始まり

 登山道崩落が所々

 西平        

 工事用の道路

下りついた西平はすっかり変わっていて、ダンプも入れる道が出来ていました。
御座石側の沢の工事の物資を運ぶための道のようです。

離山、荷物が背負えて、地図が読めて、幕営ができて、岩登りとアイスクライミングの技術がある、

山の総合力が試される山です。

いつでもリクエストいただければサポートさせていただきます!




 










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