小楢山は山梨市にある山です。
どこでもいいので山に行きたいというリクエストでした。八ヶ岳に行こうと思っていたのですが、天候がイマイチのようなので小楢山になったのでした。登りはじめは「フフ山梨」という保養施設の上の林道歩きからです。
北西の焼山峠からの登山道が楽に行けるルートですが、今回は南からです。
こんな説明が書いてあります。
『戦国時代武田氏に仕えた信州川上の城主の姫が、夫を慕って中牧城に来たが城は信長の軍勢に陥落され、夫は討ち死にして嘆き苦しんで盲目となり、川上村に帰る道すがら道に迷いてこの処に死す。後日、川上村に残した2人の姉弟が供をつれて両親の供養をしようと小楢(古那羅)峠にさしかかり、姉は優しい峠みちを下り(母恋し路)、弟は険しい奇岩の連なる大沢山(父恋し路)を下ったので、誰云うことなく父恋し路・母恋し路というようになった』
父恋し路から登り始めました。石仏多し!でした。
登山道わきに突然、ヒメネズミが現れて葉っぱを食べ始めました。ものすごい集中力で、指でちょんちょん突ついても逃げませんでした。さしてうまそうでもない葉っぱを夢中で食べてました。
滝とは言っても5mくらいです。水場ですね。
大沢山(大沢山ノ頭)
金峰山がよく見えた岩の上
この鎖場はホールドが大きいので楽なのですが、傾斜があるので危ないところ。下りはロープ使用。
小楢山山頂
富士山が見事でした。
小楢峠に戻ったあと、母恋し路を下りました。優しい道ですが途中から石がゴロゴロして少し歩きずらいでした。
小楢山のコナラ
小楢の葉っぱとドングリ
間伐した材木をまとめていました。
ずいぶん早く下山したので、西保の漆川の西にある、「鳥屋山」という山の中腹の洞窟の中の「鳥屋観音」にも寄ってきました。
牧丘町の山を堪能してきました。紅葉はまだまだです。始めて登られた方は良い山だと喜んでいました。実際に登っていろいろな事柄にふれると山の奥深さを感じられます。
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