前穂高岳です。前後の日が雨だったにもかかわらず、2日間何とか青空でした。
確実に登るために、標高2160mの岳沢小屋早朝出発という目論見。なので、初日は上高地から岳沢小屋までというのんびりした感じでのスタートでした。
沢渡ナショナルパークゲートの駐車場で驚き!バスターミナルの西側の林の中、高い木の上10mくらいのところに熊!一生懸命お食事中でした。バスターミナルからの距離は40~50m・・・わかりずらい写真でごめんなさい。真ん中の黒い塊が熊さんです。
河童橋。沢渡からタクシーに乗って(4人だとバスと同じ料金なのでおすすめです。)上高地へ
小屋までの登山道はとてもよく整備されています。この石の階段登りやすいです。
岳沢小屋。岳沢という沢は、西穂高岳、奥穂高岳、前穂高岳、明神岳に囲まれた大きな沢。その、真ん中の扇の要に位置しているのが岳沢小屋。雪崩に流されたなんてこともありました。
小屋からすぐ、天狗のコル方面に行ったところのヘリポートまで行くと、前穂が見えます。
荷揚げのヘリの往復は一度だけでした。戻るヘリに吊るされているのはトイレの中身。
翌朝はヘッドランプをつけての登り始め。5時を過ぎた空の色。
重太郎新道
『穂高岳山荘の初代あるじ、今田重太郎氏によって拓かれました。
昭和25年頃、妻のマキ、幼少の娘、紀美子をともなって工事をされたそうです。山腹にテントを張り、娘さんをテントに寝かせながら作業したそうで。。頭が下がりますね。。
そして出来上がった道は誰呼ぶことなく重太郎新道と呼ばれるようになり、今現在も数多くの登山者が利用される道となっているわけです。
ちなみに紀美子さんは、23歳の時に突然病死されたそうで、いつしかテントを張っていた場所を紀美子平と呼ぶようになったそうです。』 岳沢小屋ブログより
だいぶ登ってきました。森林限界辺りで、焼岳に当たった朝日のスポットライト。
朝食はお弁当にしていただきました。しょっぱめのおいしい岳沢小屋のお弁当でした。
上部のクサリ場です。ここまでくれば紀美子平はもうすぐです。
紀美子平。岳沢から登ってきた人も、奥穂から吊尾根をこなしてきた人もここでのんびりします。
前穂高岳山頂。
山頂の北側からの写真。
山頂の南側からの明神岳、尖ってますね!
奥穂、涸沢岳、北穂、槍・・・涸沢カール
涸沢カールの底の涸沢小屋と涸沢ヒュッテ。岩のピークは、前穂北尾根Ⅱ峰。
紀美子平に戻り、腹ごしらえをして下りに備えました。
岳沢目指して。
ちょっと厳しい山行になってしまいました。皆さん頑張っていただきありがとうございました。まだまだやれるぞ!という自信につながってほしいと思いました。
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