悪沢岳にいます。もっと正確にいえば千枚小屋にいます。もっともっと正確にいえば椹島にいます。千枚岳と悪沢岳の間、千枚岳からいったん下り、ジグザグの小ピークをいくつか超えるところに比較的大きなお花畑があります。夏の最盛期は過ぎたものの、秋の花を中心にきれいに咲いていました。特に印象に残った花の写真をご紹介します。千枚小屋の朝。
千枚小屋の朝は素敵です。小屋の前や食堂からも富士山がばっちりです。10日前には咲いていなかったヤナギランが綺麗に咲いていました。
山は秋の風が吹いています。秋の花の代表格、トリカブトの白花。
登山道の日陰にこっそり咲いていた、ミヤマダイモンジソウ。この花、好きだなぁ
イワインチン これも秋の花。絶滅危惧Ⅱ類に指定
南アルプスを代表する花 タカネビランジ 鳳凰山あたりでは白いのは珍しいのですが、ここではピンクが珍しいのです。
このイガグリ坊主はなんでしょう?これだけでも面白いのですが!
タカネマツムシソウ これも秋の花、山の秋ですよ、3000mの山は9月中旬も過ぎれば、いつ雪が降ってもおかしくないですから!
悪沢岳山頂付近の赤いチャート、ラジオラリア。
そして本日のメイン!アカイシリンドウ。小さな花です。歩きながら見つけるのはとても大変です。今回はじっくり探しました。千枚のお花畑には結構咲いていました。
そして、サンプクリンドウ。三伏峠が名前の由来。小さいけど目立ちます。このはなの咲いた後は雪が降るだけ、なんて言われ方もします。写真は、アカイシリンドウとサンプクリンドウが一緒に写っています。
シロバナノ サンプクリンドウ
もっといろいろ咲いてはいましたが、印象に残ったものを書きました。なんといっても二つのリンドウがとても良かったです。秋の山もいいですよ!
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