2016年4月24日日曜日

雑誌Fielder vol.27

雑誌フィールダーが送られてきました。先月の取材が記事になったということです。
そのことは先月ブログに書きました。なかなか盛りだくさんで過激な感じのする今回です。


今回、というかいつもそうなんですが、取材の日の10日くらい前にメールが来ます。具体的なことは何も書かれていません。大雑把に、三ちゃんまたお願い!地図読みと歴史とロープワークを絡めたガイドをお願いします。という内容のメールです。頼まれたら何とかしたいと思うおいらです。


下の紹介文、毎回少しづつ変化しています。お互い前に進んでいるということでしょう。「本誌おなじみの登山ガイド。氏の読図技術は登山ガイド界でも屈指で、豊富な山の知識とともに、日々山の歴史を解き明かしている。サバイバル登山家も、今どき珍しい本物の山ヤと称している。」
サバイバル登山家というのは、服部文祥さんのことです。


思いのほか苦労して辿り着いた「餓鬼の嗌」がきののど。


紙面の言葉通り、軽はずみな気持ちでは行けない場所です。マジにフィックスロープを張って安全確保しました。


何もわかってない状態で、地形図だけ見ながらの判断はいっつも真剣勝負です。


アプローチ感満載のこの写真、意外に気に入りました。使われる写真、提供してはいません。すべて編集者の撮ったものです。


今回の「餓鬼の嗌」の紙面4ページのあとに、少しですが地図読みのテキストが載りました。これを見て懐かしくなったのは、フィールダーと初めて仕事をした八頭山のときのものを使っていたから。


地図読みを強調するのは当然だと思います。雑誌フィールダーは基本サバイバルを目指していますから。様々なフィールドの中でまず抑えなくてはならないのが読図です。


下の二枚の写真でシュミレーションが出来ます。



僕が目標にしていることは、普通の登山者がスキルアップすること、そのために お手伝いすること。そんな気持ちでガイド活動しています。


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