2016年4月21日木曜日

天覧山

中央道の暁光。


僕が所属している静岡山岳自然ガイド協会の研修「安全管理」埼玉県の飯能の天覧山で行われた研修に参加してきました。主にロープワークの研修でした。


標識もばっちりです。奥武蔵自然歩道として整備されています。


シャガ。


いつも山に行くときは30mのロープと、スリング、カラビナ各4~5枚は持っています。これで大概のことは何とかなります。実際のガイド山行でも使います。登山道に掛けられた橋が崩落していて、ルンゼ状のところにフィックスロープを張ったり、増水した川の渡渉でフィックスロープを張ったり、ぬれた危険な岩場でロープを使って確保したり、去年も何度かそんな場面がありました。


ボーライン


ラビットノット


バタフライノット


十六羅漢 5代将軍綱吉が病気になって、この山のふもとの能仁寺の和尚様が病気平癒の祈願を江戸城でしたお礼として寄進された羅漢像だそうです。ちなみに天覧山は、明治16年、天覧山周辺で軍事演習が行われ、演習の様子を見るために明治天皇がこの山に登ったことが名前の由来。


その能仁寺の持山が天覧山ということでしょう。マナーの悪い岩場利用者のせいで一時期登ることが禁止されていた天覧山の岩場。


ショートロープ


テレインビレー


トップロープ。上部に支点を作ってロープで安全を確保したうえで楽しむ方法。


片手は使っちゃダメ!というルールで登ってみました。


ATC 確保器  ロープが上から下にS字になっていることが大切です。


ブリッジプルージックでセルフビレーを取りながら登り、そのままATCを使って懸垂下降。


この人の笑顔に癒されます!楽しそうな杉ちゃん!


チゴユリ、たくさん咲いていました!


0 件のコメント:

コメントを投稿