2017年1月13日金曜日

山と渓谷2月号

山と渓谷2017年2月号№982 は明日発売です。特集は単独行。やぶ山三ちゃんが登場します。


山と渓谷編集部から取材申し込みのメールが来たのが、去年の11月中旬。いろいろなやり取りがありました。「単独行の理由は?魅力は?メリットとデメリットは?印象的なエピソードは?・・・」僕はガイドですので、この山に行きたいとか、こんな山登りをしたいというリクエストにお応えして、お客様をサポートするという登山形態です。最近は個人的な志向で登山をするということがほとんどないので、単独行はしませんと返事しました。
特集の表紙です。甲府市の和尚殿の岩峰に立ってます。遠くに富士山が見えるのが山梨の山です。


下見が目的で単独で山に入るという事は伝えてありました。じゃあその下見山行の取材をさせてくれという事になりました。雑誌に取り上げられるという事は、ある意味チャンスです。自分を知ってもらうのに広告費もいらないわけですから。山梨県内のあまり案内されていないルートを三つほどお知らせして、黒平のみみ石を選んだのはヤマケイ編集部のNさんでした。


紙面の抜粋です。本当にみみ石はカッコいい山だと思っています。そんな山に自分で考えて登るってことは登山の基本だと思っています。そんなことを実践できる登山者は少数だとしても。こういった山行に興味がある方はぜひやぶ山三ちゃんの地図読みにご参加ください。実践の近道です。そんなことばっかりやっているめずらしいガイドです。


下の写真の遠くのとがった山がみみ石です。僕のブログに何度も登場しています。


取材行で実際に歩いた地形図も掲載されました。登り始めに道間違いしたことも記事の中に登場するのはご愛敬!


ガイド山行も雑誌の紙面づくりも、作りあげるという事は大変なことだと思います。単独行テーマの号の後半に、編集者Nさんが笊ヶ岳に登った記事に登場するやぶ山三ちゃん。


原稿のチェックを頼まれましたが、スルーしてしまったことは反省です。みみ石がどの文献にも出てこないと記事の中では書かれていますが、少し気になって甲斐国志を見てみたら「耳石」という表現でみみ石登場してました。この取材行のブログはこちら
雄山閣編の第2巻、山川部第一 巨摩郡北山筋の2ページ目 「斧落オノオチ沢ハ舞台・耳石・大株諸山ノ下溜ナリ」尾ノ内川⇒斧落沢 だったんですね。斧落がわかっていたらよかったのに・・・すんません。


こんな感じにご紹介いただけることは、本当にありがたいです。どうぞ皆さんお買い求めください!

0 件のコメント:

コメントを投稿