八ヶ岳の登山口、美濃戸口の八ヶ岳山荘です。1日500円の駐車料を払ったりします。それ以外に特別用がないもんで立ち寄ることもありませんでしたが、今回は時間の余裕があったので小屋の人といろいろ話しました。行者小屋にテントを張って、1泊2日の山行の始まり。
朝、荷揚げの日で皆さん忙しく動いてました。荷揚げの準備をしてヘリポートに運んで届ける先は八ヶ岳の主稜線の赤岳天望荘。八ヶ岳山荘系列の小屋です。仮眠室という表記が気になりました。
八ヶ岳の冬は、遠くから、ザックリ言うと関西方面や遠くからくる人も多いので、仮眠室というサービスをしているそうです。一回2,000円。駐車料金も含めると+1,000円の3,000円。これって使える!手作りの2段ベットが20人分です。それ以上登山者が来れば同じ内容のサービスありだそうです。
美濃戸口から美濃戸までは歩いても1時間かかりません。
南沢に入ってどんどん上ると、すっかり雪化粧してました。前々日までの嵐のような天候が残していった、樹々ににまとわりついた白い雪。
細い小枝も樹氷のようになっていました。朝の光の中に輝いていました。
シラビソの樹々がモンスターのようになってました。
遠くに横岳の稜線が見えるようになり、
それでもまだまだ遠いので、モンスターにいくらでも出会えます。
行者小屋に着くと、白い雪の世界と青空が出迎えてくれました。
テントを張って準備をします。標高約2350mの地点の行者小屋周辺。行動した後に、テントに入れば暖かいという状況を作ったうえで、残りの半日行動しようという計画。八ヶ岳のバリエーションの入門ルート、阿弥陀岳北稜というのが当初の計画、時間が押し迫り、硫黄岳下部のジョウゴ沢でロープワークとなりました。
中山峠を越えて、赤岳鉱泉に行くと荷揚げの真っ最中。さして障害物もないのでのんびりしていましたが、ヘリコプターの風が凄まじかったです!
ジョウゴ沢F1。Fは滝のFallのFです。
F2でアイスクライミングの練習をしました。ピッケル、バイル、クランポンがないと登れません。
凍った滝でクライミングの練習をして、行者小屋に戻って夕食の準備です。場所を知っていたので、ピッケルで氷を砕いて水を確保しました。冬は雪を溶かして必要な水を確保しますが、水が流れていれば、それを使った方が便利です。流れている水を確保するためにピッケルで氷を砕きました。ピッケルってこんな時にも重宝する道具です。
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