2017年1月21日土曜日

沼津アルプス

有名な沼津アルプスに行って来ました。全国にあるご当地アルプスの代表格です。静浦山地と言うそうです。静岡県の駿河湾奥部の海岸沿いにある山並みの総称。山梨から約2時間のドライブで沼津です。東名高速の愛鷹(あしたか)PAから沼津アルプス、見えました。写真の真ん中の山が鷲頭山(わしづやま)です。


沼津アルプス完全トレースを意識すれば、一番北のピークの香貫山(かぬきやま)193mからの入山となります。が、車を停めようと思っていた香貫山公園が、下山後戻るのに面倒な感じだったので予定変更。香貫山と横山をパスして徳倉山からスタートすることにしました。


横山峠。今は県道144号線のトンネルが通っている峠道。


横山峠から徳倉山(とくらやま)256mの登り。階段状に整備された登山道なのですが、もう古いのと、段差がきつく結構ハードな登りです。


徳倉山(とくらやま)256m山頂。広々したとても気持ちの良い山頂です。


徳倉山(とくらやま)二等三角点柱石。この三角点、「二等三角点」と彫られた面は、通常は南に向いているのですが、北を向いていました。ちょっと珍しいです。


富士山が見えました。真ん中に宝永火口が見える富士山は、山梨県民としては珍しい富士山という事になります。


千金岩。値千金の絶景スポット!?


確かに駿河湾の一番奥深い湾の向こうに、伊豆山稜線の達磨山なんかが見えていました。何より海のない山梨県からくると、海を見ながら登山をするという事がかなり特別に思えます。


山の標高は低いながら、かなりアップダウンの稜線歩きが続く沼津アルプスです。ずっとトラロープが張られています。


途中、大勢の方々が登山道の整備をしているのに出くわしました。地元の自治会の活動だと言っていました。


大きな岩の下は中将窟


説明板


ルート中最も傾斜の強い、 小鷲頭山(しょうわしずさん)330mの登り。面白い被り物の集団とすれ違いました。マジ急な登りです。ルート上最大の難所と言えます。小鷲頭山への登りです。


鷲頭山(わしずさん)392m。沼津アルプスの最高峰です。海の向こうは静岡市方面。


山頂のミカンの木。たくさんなってました。木に登って採って食べてみるとすっぱ!


こんな道しるべ、面白いですよね!


ウバメガシの純林。クヌギやカシの仲間で、ざっくりというとドングリの木のひとつです。丈夫で潮風や排ガスにもよく耐えるので、街路樹のほか、公園にもよく植えられています。 


堅いしっかりとしたウバメガシの葉っぱ。漢字で書くと姥目樫で、新芽に密生した毛の様子が、老婆の様に見えるからだとされています。良質の炭で有名な備長炭の原料として知られています。


太平山山頂で、沼津アルプスの名称が生まれたのがいつだったのかという事がわかりました。


太平山から多比峠(たびとうげ)に戻って、多比とは反対に北側の多比口に下りました。車の回収の関係でその方が効率的だったからでした。


集落では水仙や梅の花が早くも咲いていました。


菜の花畑と沼津アルプス。右のピークが徳倉山です。


沼津アルプスの最後は沼津港魚市場。寒波の襲来でとても寒い日でした。雲の様子も尋常でない感じでしたが、やっぱ静岡、温かでした。


お寿司とあら汁で満腹になった沼津アルプスでした。




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