赤石荒川岳の時計回りの山行。畑薙ダムの臨時駐車場は土日でないのでこんな感じでした。やっぱ遠い井川です。畑薙ダムから椹島への一番のバス、7:30発に乗るために山梨を出発したのは3:30・・・
ウイークデーなので十数人の乗客でした。
登山口の椹島を出発して怒涛の登りの途中、楽しそうに下山してくる若者たち。何人もの人がこのTシャツを着ていました。酒が好き!山が好き!って・・・
登山口の椹島の標高が1123m、尾根と沢の関係や1405m、1750mの林道、1860mの樺段(かんばのだん)などの地点は容易に確認できます。地図読みは全ての山行に必要です。
おっと!またしても赤石岳人生避難小屋のTシャツの青年。
なんともインパクトのある歩荷返しの坂。ここを越えると大倉尾根のほぼ中間の赤石小屋は遠くないです。
とても静かだった赤石小屋。登りながら時間的に厳しい展開になったら泊まろうと思っていた小屋です。順調に進んでいたので目標を赤石岳山頂にしました。
富士見平。大倉尾根の上で一番のんびり歩ける傾斜のゆるいところです。残念なのは雨。
富士見平を過ぎると気持ちを切り替えなくてはなりません。赤石沢の支流北沢に出合うまで大倉尾根の側面のトラバースになるからです。トラバースの登山道は整備されているとはいえとても危険な場合が多いです。
黄色いマーキングがわかりやすかったです。
アルプスのハイマツは松の実が豊作の今年。ホシガラスの仕業でしょうか、食べ散らかした松ぼっくりにびっくりでした。
トラバースのセクションが終わって北沢源流をカールの底目指して急登です。雲にかすんだ笊ヶ岳が見えました。
赤石岳のカール。
赤石岳山頂。
そして目的の赤石岳避難小屋。山頂から1分で到着です。
小屋の入り口。翌朝の写真ですが。
収容人員30人の小さな小屋です。基本素泊まりですが、カップ麺やレトルト食品は購入できます。ストーブの上のやかんのお湯は使っていいよというありがたいお言葉。
オリジナルのグッズが充実しています。ここでしか買えません!「人生を変える1枚」、「赤石岳人生避難小屋」などとなんともインパクトのあるお言葉がどんどん目に入ります。
缶バッチ。山登れ!酒飲め!で、この言葉でたいがいのことは解決してしまうような気がしてきます。
雨が降る3000mの稜線も小屋の中は快適。名物小屋番の榎田さんに手ぬぐいの使い方のレクチャーを受けました。ピンボケだけど、もはや眼があやしい・・・
ほんっと楽しい小屋で、榎田人気は不滅だ~と感じさせるくらいです。楽しいひと時をありがとうございました!榎田さんまたおじゃまします!
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