2018年9月9日日曜日

北岳一筆書き

塩尻駅の改札の前の窓枠、オシャレです。駅舎のオシャレな窓枠の向こうにワイナリー。名古屋からの方との山行は塩尻駅からスタートでした。悔しいくらい反省点があった山行は天気に翻弄されました。


去年からのプラン。多くのツアーが北岳にプラスアルファーということで、間ノ岳とセットで山梨側の広河原からのピストンだそうです。なんか気持ちはわかります。取ってつけた感です。白根三山縦走は厳しいので、確実に日本百名山2座ゲットのツアーということ。ならば普通の登山の感覚で縦走というコース、両俣~野呂川乗越~三峰岳~間ノ岳~北岳~広河原という計画でした。でも3000mの稜線はそんなに簡単ではないでしょう。長野側の戸台口からのバスに乗りました。


鋸岳の鹿ノ窓が見える丹渓新道が横切る尾根で、戸台側のバスは必ず停まって説明してくれます。憧れの場所とは中々ならないであろう鹿ノ窓です。誰でも行けるわけではありません。


北沢峠からさらに南アルプス市営のバスに乗り換えて進みます。


野呂川出合のバス停。以前から違和感がありました、野呂川出合というバス停の名前です。野呂川はあくまで本流です。コースのバス停の下で野呂川の支流の北沢が合流します。北沢出会いというのが正しい地名のポイントだと思います。支流と本流が逆転しているバス停の名前ということです。嫌だな~こういうの・・・


2時間半の林道歩きで両俣小屋です。途中何といっても目を引く花はフジアザミ。シロバナを見つけたときは盛り上がりましたが、次々に登場したシロバナなので希少価値ないじゃんとなりました。


なかなか泊まることのない野呂川源流の両俣小屋です。


特別な食材はないけれど、小屋番の星美知子さんの心づくしの夕食。


ノリの良い星さん!


両俣小屋最大の出来事だった水難から脱出したという記録の本。両俣小屋でしか手に入らない本。


その時の体験が生半可なことではなかったということなのでしょう、サインを求めると、とても丁寧に言葉を選び筆を走らせていた星さんでした。


両俣小屋から間ノ岳、北岳を目指しても強風と雨で先に進めないだろうということで敗退の今回。そこは大いに反省です。天気予報はヤマテンも含め予報は予報で、その情報を自分なりの解釈でいい方に捻じ曲げて解釈し、天気予報が良い方に外れるかもと妄想のように山行を決行してしまった・・・


増水しはじめた野呂川源流。


野呂川出合のバス停・北沢出合だろうと思いながらバスを待ちました。なんと15分遅れ!


ホウキアザミ


ミヤマセンキュウ


タカネノコンギク


林道を2時間歩き、バスを乗り継いで戸台口に戻りました。


中山道の四大関所のひとつ、福島関所のあった木曽福島をめぐりました。


北岳一筆書きの山行は実現しませんでしたが、古道歩き見たいな最後になりましたが、それなりにというのは自己満足でしょうか?やっぱ天気だなぁ~!


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