丸盆岳で気合を入れ直していよいよ鎌崩かまなぎです。全行程で誰もが注目する場所ではないでしょうか。痩せ尾根で両側が崩れた崩壊した場所です。笹に降りた霜がとてもスリッピーな朝でした。
ガレたかまなぎの核心の前も侮れません。小さな急な小ピークがいくつかあります。写真はいちばん近いピークが鎌崩の頭、右奥が不動岳。
丸盆岳と鎌崩の頭の間のギャップがかまなぎです。下の写真が全貌です。
フィックスロープと短い梯子。もうかなり古いもので、頼らなくても通過できます。
ふり返って丸盆岳方面。
最低鞍部から登っていよいよ崩れの場所です。
手前の笹原からの出だしのところはロープで懸垂しました。ほんの2~3mだけど急で安定して下れなかったのでロープに頼りました。
後続者。
落ちたら止まりそうもない傾斜です。
通過後の脆い岩稜。奥は丸盆岳。
大きな岩の塊を回り込んで樹の生えた小尾根に乗っかります。小尾根手前のトラバースは柔らかい小石の斜面なのでステップを作ることが出来ます。
トラバースを振り返ってみました。
悪場を過ぎてこの言葉。センスがない言葉にムッとしてしまいました。
のど元過ぎればではないですが、終わってしまえば悪場もほのぼの見ることが出来ます。手前から丸盆岳、黒法師岳、バラ谷の頭です。
ガレの淵を歩きますが危険ではないし、青空を楽しみながらでした。
いかにも深南部という笹原。
鎌崩かまなぎの頭。西の尾根に登山道があるピークです。
どんなことがあったんだろうと心配になってしまったコメツガの樹。
鹿の平の笹原エリアに入ってきました。
鹿の平の幕営適地。奥の沢で水が取れるようですが確認はしていません。
ふり返って鎌崩かまなぎの頭遠くに丸盆岳。
浜松市のアクトタワーまで見えた快晴の日。
不動岳は空身でピストン。トウヒばかりだったので枯れた木もトウヒです。
とても気持ちのいい稜線。
不動岳山頂。
三角点柱石。
次は六呂場山に向かいますが、写真の右下の尾根なんですが、ガクッと下ってわりと分かりにくい尾根です。
分岐でぬれたものを干してピストンした不動岳。いい感じに乾きました。
分かりにくい六呂場山への尾根。続く。
0 件のコメント:
コメントを投稿