2015年10月6日火曜日

ツエルトの結露

雑誌の取材の仕事で金峰山に登ってきました。
読図と古道とツエルト泊というテーマです。だいぶ冷え込むようになったので、そのまんまだと結露に悩ませられる朝は確実だ~と思っていました。金峰山の御岳道に関してはまた後日書きます。今回は、結露対策どうしたか?というご報告です。トレッキングポールと細引きで、本体のツエルトをまずは立てました。ツエルトはアライテントの2~3人用、細引きはファイントラックのツエルトガイラインという自在がセットになったものです。


ダブルで張れば結露しないだろうとの実験みたくなりました。張り終わった後で問題発覚!アライテントの2~3人用のツエルトに3人で寝ることは難しいということ。狭いんです。急遽モンベルのツエルトを張ることになりました。奥の緑のツエルトです。アライテントのフライとしてカバーしたのは、モンベルのマルチチューブシェルターです。


まずは晩飯!山形の芋煮風とごはん、漬物とキュウリとツナのサラダです。


翌朝暗いうちに、撤収してしまう前に写真を撮りました。あまりよくは撮れていません。お許しを!
こちらは、アライテントのツエルトにモンベルのマルチチューブシェルターをフライとして使ったものの内部です。ピンボケですが、全く結露はしていませんでした。


こちらは、モンベルのシングルのツエルト。結露がひどくてびっしょりです・・・モンベルの製品が悪いわけではありません。テントもツエルトも、フライシートなしのシングルは全てこうなってしまいます・・・
ツエルト内部と外気温の温度差でたまる水滴。窓際の結露と全く同じです。


ちなみに、僕は普段ペグは持って行きません。こんな枝を使ってペグダウンしてます。


メインのガイドロープは石で補強をしたりします。ピンボケですみません・・・


翌日の登山はとてもいい天気で最高でした。あっちこっち行っていますが、金峰山の中腹の紅葉がいちばんだった今年の秋です。


ツエルトにしても、シングルのテントにしても、結露対策のヒントにはなったでしょうか?
別な方法として、シュラフカバーを使うというものもあります。透湿性の効果は抜群ですから、ぜひゴアテックスのシュラフカバーを使ってみて下さい!冬山でもとても有効です。ちなみに、僕が一番多く泊まる時に使ったギアはゴアテックスのシュラフカバーです。


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