稲子湯上の駐車場からシャクナゲ尾根に取り付き、ニュウ、稲子岳、しらびそ小屋とまわってきました。シャクナゲ尾根、要注意の尾根です。特に冬だと一般道と思わないほうがいいと思います。
ここははっきり言っておきたいところです。冬山は体力です。何か特別な技があって、そのスキルアップをすれば楽にこなせる!ということは全くありません・・・状況に応じて2~3時間飲まず食わずで必死になってラッセルする!みたいなことが求められたりします。どんな状況になっても対応出来る準備と状況判断が必要です。誰かに頼ることは出来ません。自己完結出来なくてはなりません。
稲子湯の上の駐車場からすぐに取り付けるシャクナゲ尾根
シャクナゲ尾根だからのシャクナゲの様子。この葉っぱすっごいですよね!冬の厳しい環境に適応するために水分を無くしているんです!だからみんな乾燥ワカメのようになってる!わかっていただけます?
この巨木が魅力的!
地形図の登山道(徒歩道の破線、 平成18年版世界測地系)の位置が違っています。 電子版で見ると修正されているようですが、 紙媒体を頼りにする場合は注意が必要です。 主に赤テープなどのマーキングを頼りに登ることになりますが、 冬だと隠れていたりします。 ポイントは人の痕跡を探すということです。トレースがない場合、最低限必要な情報です。この写真も、イメージとしては樹間が薄い正面突破かと思いましたが、よく見ると右の樹林帯の中にマーキングがありました。冬でも登山道を通った方が楽に歩けます。
この日のパートナーは、静岡山岳自然ガイド協会の佐野くんでした。ラッセル頑張ってましたよ!
ポイントになる四辻。こっちはシャクナゲ尾根、あっちは白駒池、向こうはシラカバ尾根、そんでもって目指すはニュウ。
やばいくらい寒くて、樹林帯の中もモンスターだらけ・・・
ニュウの三角点と稲子岳方面
その先に、ニュウの先に行きます。かなりヤバい状況ですが・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿