大蔵経寺山715.6mから、岩堂峠を経て棚山1171m、最後の兜山913mです。
棚山の山頂から南西を見ています。1042mのピークは岩堂峠の南のピーク。ちょっと字が小さかったのでわかりずらいと思いますが、もう一つは「兜山に至る尾根」と文字を入れました。
棚山から兜山に行くには、太良峠方面に少し戻ります。この神峰かんぽうというピーク1170mから南に延びる尾根上のピークが兜山です。前の写真は北を見ています。次の写真は南を見ています。同じ場所です。
山梨市役所の温井さん作の標識です。棚山と神峰の真ん中ぐらいのところに着いていました。ついでに地形図の記述のことも書いておきます。棚山と神峰1170mの間、南側に一つ短い尾根があります。その尾根に徒歩線、破線が書いてありますが、今は道の痕跡もありません。
そして温井さん作の標識ですが、残念ながら沢身から夕狩沢へのトレースは確認できませんでした。トレースはうっすらありましたが、棚山から兜山に行く場合の神峰への登り返しをしなくてもいいように、沢の源流部を神峰から兜山につながる尾根に向かってトラバースするものだと思われます。
夕狩沢上部をトラバースして、兜山につながる尾根に乗っかったら棚山が見えました。山頂の西側が木が伐採されていて展望がいいということがよくわかります。
途中の標識
恩賜林の境界見出し杭。
恩賜林(おんしりん)とは、明治末期に山梨県に下賜された山梨県内の元御料林の通称。現在は県有林で、管理の一部を恩賜県有財産保護組合(通称 恩賜林組合)などが行っている。wiki
このあたりの主だった尾根は、恩賜林ということで僕ら登山者もはっきりしたトレースを歩くことが出来ます。登山道として整備されているという前に、恩賜林の林班境界だから歩きやすいんです。これが目印の杭です。
兜山の山頂の少し南の展望台からの富士山
兜山岩場コースの鎖場の鎖。この長さが3回続きます。
春日居ゴルフ場
冬でも人気の兜山の岩場。たくさんのクライマーがいました。
途中、こんな案内もありました。笛吹市がらみの案内だと思います。
参道
ふりだしの山梨岡神社に戻るのにいろいろ頭を使いました。というのも、兜山から下りたところと山梨岡神社の間にひとつの尾根とゴルフ場があったからでした。問題はゴルフ場で、脇を歩いているとたくさん人がいる感じでした。ゴルフ場を突っ切ると早いと思いましたが、ゴルフボールが飛んでくると思うと非常に危険です。仕方がないので、また尾根を登って回避しました。
そのおかげで東屋宮に出会ったり、その南の参道を歩けたりしたのでした。地形図を見たら、現在の道は山の斜面を綴れ織りに農地をカバーするように見えました。車道をジグザグに下るのかとウンザリした気持ちでいましたが、道路を突っ切る段階で、昔からの道に敬意を表すように参道が集落に続いていました。この道の上流に長谷寺ちょうこくじがあります。
読図ということはこんなところでも生かされます。
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