花にまだまだ弱い三ちゃんです。春先からどんどん季節が進み山の花も盛りだくさんになってきました。安倍奥の主稜線はけっして花が多いところではありません。むしろあんまり花はない山という印象でした。とりあえず自分が知らない花、すぐに名前が出て来ない花を写真に撮って調べました。かなり苦労したものもあって、間違えていたらご指摘ください。助かります。
中島 紫穂さんにご指摘いただきました。フデリンドウの花の咲き終わった姿ということでした。ありがたいご指摘とともに悔し~の気持ちもあります。下の方を見てなんかリンドウっぽいな~と思っていたからでした。中島さんありがとうございました!
コケイラン 小蕙蘭
「蕙けい」は紫欄シランの別称、葉がシランに似て花が小さいことが名の由来のようです。シランを知らんとは言わないで下さい。春に街中でも見ることができるきついピンクの花です。
けっこう背が高くて40㎝くらいでしょうか。一つの株にいくつも花をつけて、それぞれがしっかり蘭なわけです。結構感動しました。
クルマムグラ 車葎 葎ムグラって密生しやぶをつくる草の総称。これと似た花にクルマバソウがありますが、葉っぱの枚数が8枚で、クルマムグラは6枚。結構どこにでも生えている野草です。
こんな緑色した花ですが、こいつには参りました!全然わからなかったんです!
分厚い植物図鑑やネットで見てもなかなかヒットしませんでしたが、偶然一枚の写真からこれだ!となりました。何でなかなかわからなかったかと言えば、この写真、花が終わって種をつける前の時期のものだからでした。花は花、種は種、皆さんそれぞれのシーンを写真におさめますから。
ヤマハタザオ 山旗竿
ベースはハタザオというアブラナ科の草。たくさん名前が付けられた品種、変種があるので、僕ら登山者は標高に応じてハタザオ→ヤマハタザオ→ミヤマハタザオという感覚でいいと思います。
マイズルソウもきれいでした。
途中にあった宮標石とマイズルソウ。
コイワカガミ。もう花期が終わっていてほとんど会いませんでした。逆にここでは珍しいくらいでした。
逆光で残念な写真ですが、ヤマツツジが燃えるようでした。
ヤブウツギ
紅いウツギですが、あかがとっても濃くてブラッドレッドという感じでした。妖艶な色です。
クワガタソウ 鍬形草
八紘嶺から安倍峠に下る途中に少しだけありました。花がどこかのタイミングで農耕具の鍬くわに似ているということでしょう。これも標高が上がるにつれ、クワガタソウ→ヤマクワガタ→ミヤマクワガタと推移すると思っていいと思います。地域的な固有種もたくさんあるようです。
サラサドウダン。
ミヤマカラマツ 深山唐松
カラマツソウの高山バージョン。葉っぱがちょっと違うようです。
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