谷川岳馬蹄形 起点になるのは土合橋手前の右に入った駐車場。(だと思います、だいたいその辺)、時計回りだと、土合-西黒尾根-トマの耳、オキの耳-一ノ倉岳-茂倉岳-武能岳-七ッ小屋山-朝日岳-白毛門-土合、という馬の蹄鉄に見立てた、ぐるっと回る縦走のことです。時計回りで説明しましたが、今回は反時計回り。まずは白毛門を目指しました。
歩き始めてすぐのところ、枝沢に架かる橋を渡る手前にあった馬蹄形の説明板。
意気揚々と登りはじめました。枝沢の橋。
尾根の末端から登山道が始まります。とりあえずの尾根上のピーク、白毛門まで標高差約1000mの登りです。美しいブナ林ですが、いきなりの急登で、1000m続きます。
クロベ(黒檜) の大木。有名な木です。急な登山道の途中でこの木に出会ってしまえば皆さん足をを止めてしまうでしょう。迫力満点!
本当なら谷川岳の展望台のこの尾根ですが(谷川岳の東の尾根)、残念ながら雲がとれません。
松ノ木沢の頭1484m。標高約700mの登山口から、約800m登ってくると高い樹木がなくなります。
ジジ岩とババ岩、冬にこの2つの岩が門のように構えているように見えるということからの白毛門というネーミングだそうです。ほんとかしら?
谷川岳は相変わらず顔を見せてくれません。大きな沢、左からマチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢。いずれも残雪が見えるのでわかり易いです。
率直に言っちゃうことお許しください。まるで遭難慰霊碑も兼ねたような白毛門の山頂標識。
白毛門から延びる痩せ尾根を通って、笠ヶ岳を目指します。
笠が岳正面。右に子烏帽子というピーク。さらに右に大烏帽子というピークがひかえています。
笠ヶ岳山頂1852.7m。登りはじめから1150mの標高差。
雲行きが怪しくなってきました。写真のドームは、笠ヶ岳避難小屋。5人くらいしか泊まれません。そんなスペースです。でも中はきれいでした。
大烏帽子から朝日岳までの尾根は、プチ鋸のようなアップダウンが続きます。視界もなくなってきた天候。
朝日岳山頂1945.2m。視界がどんどんなくなり雨も落ちてきました・・・
朝日ヶ原の木道。朝日岳の北の高層湿原です。楽しみにしていたのに全く展望はありませんでした。池塘が点在する中の高山植物を見たかったのでした・・・何度でも来たくなるという景色だったのに・・・
雰囲気だけでも写真に収めました。
小雨の中の清水峠手前の鉄塔。何だかアニメの世界みたいでした。
雨が強くなる前にこの日の行動をやめて、避難小屋に泊まることにしました。清水峠の白崩避難小屋。ちょっとつらいのが、外見以上におんぼろの小屋です。トイレが中にあって、メンテナンスがされていないので臭いが・・・
水場は5分くらいの所でした。さばを読んでました、水場前は10分かかりません。峠から土合方面に下る道の途中です。
何だかお化け屋敷のような小屋。ちょっぴりスリリングでした。
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