2016年9月10日土曜日

河原木場沢

北八ツの西天狗岳の西側にある沢が河原木場沢です。沢登りとしては比較的簡単な沢です。

国道20号線沿いの長野県富士見のセブンです。諏訪地方は御柱の年なのでコンビニにもミニ御柱があったりします。以前から気になっていましたが、やっと間近に見ることが出来ました。


八ヶ岳の裾野を山梨から北西にひた走って、三井の森という別荘地を抜けてドライブ。左が唐沢鉱泉、右が夏沢鉱泉。一般車は桜平まで入れます。河原木場沢の取りつきはその桜平の手前。


何かのニュースで見ました。桜平の駐車スペースが混みすぎて、酷いことになっているので整備するということ。9月20日から10月31日まで工事。使い易くなるであろう桜平の駐車スペースの整備が一か月ちょとで完成するんでしょうか?工期が短いので大丈夫かな?と思いました。


河原木場沢の途中の醤油樽と呼ばれている滝までは登山道が整備されています。遊歩道ではありません。


沢自体が主稜線の西にあるため、朝の時間は陽が当たりません。ナメをヒタヒタ歩いてもいいかなと思いましたが、登山道を行きました。寒いので水に入りたくなかったからです。


優しい感じの沢なので、沢靴に履き替えてヒタヒタいってもいい感じです。


登れない滝の脇にハシゴ。有り難く使わせていただきます。


醤油樽の滝

滝壺はほんと小さくて、この時はまだ沢靴を履いませんでした。このアングルは有名なものです。僕も見上げて写真撮りましたが、朝早くて全体の光がイマイチでした。


登山道の整備は醤油樽まで。醤油樽の下に行くハシゴを登り返して、登山道を少し戻りました。醤油樽の下のゴルジュの入り口まで戻って左、右岸の樹林帯の中を高巻き。基本高巻きは小さくするという大原則があります。ここは右岸の大岩壁が邪魔しているので大高巻き。でも30分くらいです。岩壁の途中に顔を出してどこから沢に戻ろうか?と思案していたら、ちょうど岩壁が終わって急な樹林帯になって、ロープを使わずに沢に戻れました。


懸垂下降に使ったんだろうと思います。シュリンゲはコケがびっしり、カラビナも昔懐かしいさかい屋オリジナル。フレンドオリジナルかな?


醤油樽の落ち口

醤油樽の滝はいわば大滝。それを過ぎたらやはり優しい感じの沢に戻りました。ナメが連続する苔むした沢です。


二段の滝は、下はダイレクトに登って、上段は右から巻きました。


これも登れないので、水流のすぐ右のコメツガの木の枝につかまって突破。


唐沢鉱泉から西天狗に行く稜線が見えました。


第二展望台というあたりに出るはずですが、うまいこと土の崖になっていたザレ場。傾斜もそれほどではなっかたので楽に高度を稼げました。ハイマツが登場。


すんなりと出た登山道。


登ってきた河原木場沢方面が見えました。右の尾根が唐沢鉱泉から西天狗に行く尾根。左の尾根は西天狗から派生しているやぶ尾根。真ん中の沢が河原木場沢。最後の詰めのザレが見えます。


気が付けば素晴らしい青空。


西天狗山頂。20~30人はいたでしょう。日帰りで登りやすい山です。


東天狗の山頂にも人がたくさん。


よく見ると小屋が見えます。根石岳小屋。下山は隣の沢と決めていたので、どう下るか思案しました。続く。


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