関越道谷川PA下り。天気予報にまたも裏切られ、中央道-圏央道-関越道と走らせた車のワイパーは仕事しっぱなしでした。去年リニューアルしたばかりのきれいな谷川PA下りです。
関越トンネルを新潟方面へ。首都高速中央環状線山手トンネルが2015年に開通するまで、車が走るトンネルとして長い間日本一だった関越トンネル。長さ約11kmで約30年前に出来たトンネルです。さらっと書き流すには申し訳ないくらいの歴史があるのですが、実際走ってみて驚いたこと。とても走りやすいんです。そう思わせる理由は明るいということと、側面がタイル張りだということ。安全に配慮した様々な理由があるのでしょう、実感としてとても走りやすいトンネルです。
川端康成の小説「雪国」は「トンネルをぬけると雪国であった」で始まるわけですが、この日は「青空だった!」で、歓声があがった車内でした。久しぶりに見る青空!
上越国境の山、茂倉岳(しげくらだけ)を関越トンネルの新潟県側の土樽から目指しました。広々した茂倉新道の駐車場。
やはり雪国の山、すごく湿っぽく、どことなく泥臭くという感じです。
途中の木の根は酷かった。とくに鼠子ネズコと呼ばれる黒檜クロベの大木の根っこは、ちょっとした岩場を乗り越える感じで厄介でした。
矢場の頭1490m。このピークの手前から木の根から解放されます。こんな標高でも環境が厳しく樹木が大きくなれないのです。
コナラの虫こぶ(植物の内部に昆虫が卵を産み付けることによって、植物組織が異常な発達を起こしてできるこぶ状の突起)。ナラハヒラタマルタマバチという昆虫が卵を産んで、コナラの葉がこんなに真ん丸になるなんて・・・中には幼虫、やがて落ちて越冬して成虫になるようです。葉についている状態をナラハヒラタマルタマフシと呼ぶそうで、漢字を当てると ナラ(楢) ハ(葉) ヒラタ(平ら) マルタマ(丸玉) フシ(五倍子) 最後のフシは虫こぶのこと。
途中で降り出した雨にずぶ濡れになりながら茂倉避難小屋到着。
水場まで1分と書かれています。小屋の北側の斜面をしっかり下ります。帰りは3分って感じです。この日のように、雨が降っていたりするとサンダルでは行けません。しっかり雨具を着て、登山靴を履いてという感じです。水はしっかり出ています。
茂倉岳避難小屋、20人弱が泊まれるでしょうか。とてもきれいな小屋です。
夕食は山形の芋煮でした。
ネット徘徊中に見つけました。茂倉非難小屋で同宿させていただいた者です。
返信削除私は、西黒尾根から下山して谷川岳ロープウエイで9時のバスに乗れました。
小屋の前で見た月は良かったですね!
視力低下と収入激減から車を手放したので、谷川岳も一日プラスの山行スタイルになってます。
追伸:
小屋の前で転倒された方の骨折とかはなかったでしょうか?
自分のネットワーク環境は持っていないので、匿名でお願いします。