北沢峠に向かう長野県側のベースとなる、旧長谷村のバスの始発駅、仙流荘横のバス停です。横に駐車スペースがあって、連休なんかの時は車を停めることも厳しくなる場所。ここから鋸岳がよく見えます。トイレ休憩と、戸台大橋(南アルプス林道の起点)からバスに乗るということを事務所に伝えます。戸台大橋からも乗る人がいるということを認識してもらうためです。
こんな案内が張られています。鋸岳はそういう場所。
時間に余裕をもって戸台大橋にスタンバイしていたら二十世紀なしをいただきました。守衛のおばさまごちそうさまでした!
戸台から北沢峠のバス、いつもに増してゆるい感じの運転手さんで盛り上がった車内でした。この一体感は残念ながら山梨県側にはありません。色づき始めたカツラの木。
南アルプス林道から見た甲斐駒ケ岳と鋸岳。
丹渓新道でバスを降りて戸台川に下ります。
鋸岳への、角兵衛沢への・・・アプローチとして使った丹渓新道ではありますが、それはそれで美しい樹林帯です。
渡渉3回をこなして角兵衛沢の出合のケルン。ここから樹林帯の急登が始まりますが短いです。
急登をこなして、大岩下の岩小屋の横、シンボルのカラマツの枯れた巨木。いいランドマークです。
この岩壁の向こうに岩小屋があります。
お代わりガンガンだった大好評の坦々鍋。
夜明けとともに登り始めた翌朝。
タカネビランジがまだ咲いていました。
中央アルプスが見事に見えていました。
角兵衛沢の角兵衛沢らしい岩の堆積。
第一高点から見た甲斐駒ケ岳と北岳。
登るエネルギーと同じかそれ以上の下り。万が一のためのショートロープ。いちばん遠くに見えている戸台の河原。あそこまで下ります。はぁ~!
ヤマハハコ
帰りは戸台河原をひたすら歩きます。有り難いケルンです。
河原歩きの様子。
駐車場到着。
北沢峠行きのバスで丹渓新道まで乗って、戸台川に下って角兵衛沢に入って、大岩下の岩小屋に泊まって、翌朝いちばんで第一高点まで。それが一番楽なルート取りだと思っています。でも、帰りもあるんです。無事下山しなくては完結しません、それが登山です。第一高点から角兵衛沢を下って戸台川を2時間歩いて終わる山行です。そんなことを実感できた貴重な山行でした。お疲れさまでした!
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